来年1、2月に豊橋でスロータウン映画祭

　「とよはしまちなかスロータウン映画祭」（実行委員会主催）の概要が決まった。会期は来年１～２月で、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットが会場。16回目の映画祭オープニングは１月７日、俳優の三浦友和さんを迎え「新春シネマ＆トーク」を行う。映画は16本の邦・洋画を上映し、チケットはいずれも４日から発売される。
　オープニングイベントは、三浦さん自薦の映画「葛城事件」（正午）と「ＲＡＩＬＷＡＹＳ－愛を伝えられない大人たちへ」（午後３時40分）を上映し、２作品の間の午後２時半からトークショーとなる。２作品とトークショーで２０００円。
　特別企画として、１月28日に「クレイジーケンバンド」の横山剣さんが主演した映画の上映（午後２時半）とトークショー（同４時半）があり、横山さんは第２回映画祭のライブ以来、再び登場する。
　また、２月10日には豊橋出身の映画監督・石川慶さんの「シネマ＆トーク」も開催。午後６時10分から長編映画監督デビュー作となる「愚行録」を上映し、同８時25分からトークショーがある。
　映画の上映は１月13日から始まり、２月11日まで行われる。土・日曜で、邦画７本と洋画９本。同映画祭初のアニメ作品「この世界の片隅に」、東三河が舞台となった「だれの椅子？」などが登場する。
　１作品５００円で鑑賞でき、16作品通し券は２５００円。当日券はなく、前売りも限りがあるため実行委員会は早めの購入を呼び掛けている。
　今回も、２月３日にＤＪなどで知られるピーター・バラカンさんのトークなどもある。
　いずれも詳細はホームページで分かり、「まちなかスロータウン」で検索する。各チケットはプラットチケットセンターなどで扱う。
　前回から主会場、開催時期をプラットで１～２月に変更。有料イベントの入場者数は、第１回を初めて上回る５９２０人だった。
　上映作品は次の通り。
　１月13・14日＝この世界の片隅に、湯を沸かすほどの熱い愛▽13日＝浮雲▽14日＝だれの椅子？▽20・21日＝ヒトラーの忘れもの、沈黙－サイレンス▽20日＝ティファニーで朝食を▽21日＝ブランカとギター弾き▽２月３・４日＝ブルックリン、人生フルーツ▽３日＝死刑台のエレベーター▽４日＝富士山頂▽10・11日＝ラ・ラ・ランド、ターシャ・テューダー▽10日＝男と女▽11日＝幸せなひとりぼっち
（中村晋也）