豊橋吉田方中の創立70周年記念式典

　豊橋市立吉田方中学校の創立70周年記念式典が３日、同中体育館で開かれた。生徒や学校関係者、来賓ら約６００人が出席。節目を祝い、一層の飛躍を誓った。
　同窓会やＰＴＡ、自治会、学校で組織する実行委員会が主催。
　式典は吹奏楽部の勇壮な歓迎演奏で幕開け。中村則夫校長は、学校の教育スローガン「日常で鍛え、行事で伸ばす」を紹介し、「さらなる成長を生徒の皆さんに期待し、校区・同窓会の皆さまには期待できる生徒の姿をお見せすることを約束します」とあいさつした。　
　続いて、１９４７（昭和22）年、西部第三中学校として生徒２０４人を迎え開校してからの70年の歩みを生徒会が写真で振り返った。第５回生の坂神信吉さんも当時の学校生活を語り、在校生が耳を傾けた。　
　代表生徒は「誇りある吉田方をつくり上げ、校区の将来を支えていける人間を目指し、これからも日々精進していきたい」と決意。生徒の指揮とピアノ伴奏により、出席者全員で校歌を歌い、心を一つにした。
　また、同校の伝統行事となっている豊川（とよがわ）でのカヌー体験学習を、スタートした90年から支援している渡辺稔之さんらに山本晴久校区自治会長から感謝状が贈られた。
（飯塚雪）