豊橋で「市民の日」式典

　豊橋市民愛市憲章推進協議会（河合秀矩会長）は「市民の日」の10日、同市公会堂で式典を開き、５項目からなる愛市憲章の実践に努めた個人３人と２団体、今年度始めた「フォト＆メッセージコンテスト」の入賞者を表彰した。また、市長など６つの長を体験した６人も紹介した
　参加者が愛市憲章を唱和して始まり、河合会長は「地味でもコツコツ粘り強く活動する必要がある。１人ひとりの努力が大きな力になると信じている」とあいさつした。
　愛市憲章実践者表彰では、41年間にわたり近隣の公園の美化に尽力してきた夏目克彦さん（78）＝鷹丘校区＝や、伝統文化を受け継ぐ「嵩山大念仏保存会」らがたたえられた。
　６つの長を体験したのは、市長・山本真由香さん（18）＝くすのき特別支援学校高等部３年▽市議会議長・山﨑惠さん（23）＝豊橋農協▽商工会議所会頭・前川圭子さん（36）＝エニシング▽警察署長・半田温子さん（18）＝藤ノ花女子高校３年▽駅長・大村実来さん（21）＝豊橋歯科衛生士専門学校▽郵便局長・西村風十さん（18）＝桜丘高校３年－の６人。
　山﨑さんは「議会を身近に感じました」、大村さんは「ＪＲ職員の人たちはみんな優しく楽しかった。貴重な経験ができました」などと感想を述べた。
（飯塚雪）