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蒲郡大塚中で第50回目の人権擁護委員会

西尾支局長から委嘱状を受ける生徒会役員ら=蒲郡市立大塚中学校で
西尾支局長から委嘱状を受ける生徒会役員ら=蒲郡市立大塚中学校で

 蒲郡市立大塚中学校(中瀬康博校長、生徒数152人)で14日、一日人権擁護委員会が開かれた。人権週間に合わせて1968(昭和43)年から毎年市内全7中学校持ち回りで行われてきた行事は今回で50回を迎えた。
 委員会は豊橋人権擁護委員協議会蒲郡地区の提唱で始まった。開催当初は講演会のみだったが、5回目となった72年度以後は生徒が企画と運営、進行役を担って毎年討論会形式で行っている。
 これまでのテーマは「共生社会」「少年犯罪」「メディアにおける人権保護」「いじめによる人権」など生徒たちが人権について考える機会を設けて各校で開催してきた。
 この日も生徒会役員ら8人が西尾幸夫・名古屋法務局豊橋支局長から人権擁護委員の委嘱を受けて運営。「障がいのある人への差別解消」「LINE(無料通話アプリ)でのいじめ」について意見を出し合った。
 障がい者へは「どう接していけば良いかを考える必要がある」「温かく支え合う心を養うことが大事」、LINEいじめについては「文字のやりとりは相手の伝わり方が変わってくる。直接話して誤解を解くことが必要」などとまとめた。
 西尾支局長は「毎回社会問題をテーマに取り上げて50回を積み重ねてきたことはすばらしい」と講評した。
(安藤聡)

 蒲郡市立大塚中学校(中瀬康博校長、生徒数152人)で14日、一日人権擁護委員会が開かれた。人権週間に合わせて1968(昭和43)年から毎年市内全7中学校持ち回りで行われてきた行事は今回で50回を迎えた。
 委員会は豊橋人権擁護委員協議会蒲郡地区の提唱で始まった。開催当初は講演会のみだったが、5回目となった72年度以後は生徒が企画と運営、進行役を担って毎年討論会形式で行っている。
 これまでのテーマは「共生社会」「少年犯罪」「メディアにおける人権保護」「いじめによる人権」など生徒たちが人権について考える機会を設けて各校で開催してきた。
 この日も生徒会役員ら8人が西尾幸夫・名古屋法務局豊橋支局長から人権擁護委員の委嘱を受けて運営。「障がいのある人への差別解消」「LINE(無料通話アプリ)でのいじめ」について意見を出し合った。
 障がい者へは「どう接していけば良いかを考える必要がある」「温かく支え合う心を養うことが大事」、LINEいじめについては「文字のやりとりは相手の伝わり方が変わってくる。直接話して誤解を解くことが必要」などとまとめた。
 西尾支局長は「毎回社会問題をテーマに取り上げて50回を積み重ねてきたことはすばらしい」と講評した。
(安藤聡)

西尾支局長から委嘱状を受ける生徒会役員ら=蒲郡市立大塚中学校で
西尾支局長から委嘱状を受ける生徒会役員ら=蒲郡市立大塚中学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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