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豊橋で25日にシンポ「城の魅力-吉田城と戦国」

 豊橋公園内の吉田城が日本城郭協会制定の「続日本100名城」に選定されたことを記念し、豊橋市文化財センターは25日、シンポジウム「城の魅力-吉田城と戦国」を開く。城郭研究者らを講師に迎え、実際に見学した後、吉田城の魅力に迫る。
 「城攻め」と題し、講師と共に吉田城を歩き、午前10時半から1時間を予定。このあと、午後1時20分から「評定」としてシンポジウムが市民文化会館を会場に開催される。参加は、城攻めが現地、評定も当日会場で受け付ける。無料。
 評定では、城郭研究者で滋賀県立大学教授の中井均さんが「吉田城の魅力-全国的な視点から」、日本城郭協会理事を務める加藤理文さんが「五か国領有時代の徳川家康と吉田城」、文献史学者で愛知大学教授の山田邦明さんが「古文書が語る吉田城」を演題に話す。
城郭ライターの萩原さちこさんも講師となる。
 長篠陣太鼓保存会の和太鼓パフォーマンスもある。
 吉田城は、牧野古白が築城して以来、明治維新まで約360年の歴史がある。戦国時代には武将らによって争奪戦が繰り返され、姫路城を築いた池田輝政も城主を務めていた。本丸御殿は1707年の宝永大地震で倒壊した。
 現在ある鉄櫓(くろがねやぐら)は、本丸周囲にあった4つのうちの一つ。1954(昭和29)年、豊橋産業文化大博覧会の開催に合わせて復興された。
 昨年春には、市によるリニューアルが終わり、内部の展示物を充実させた。
 続100名城は、新しい100名城を求める声が高まっていたこともあり、数の制限で100名城に収まりきらなかった城郭を対象に、昨年秋から会員や日本100名城スタンプラリー達成者、城好きの人らの意見をまとめ、最終選定会議で決定。今年4月に発表された。
 優れた文化財・史跡▽著名な歴史の舞台-など、100名城同様の基準を満たし、価値のある城郭が選ばれた。
 シンポジウムの問い合わせは、文化財センター(0532・56・6060)へ。
(中村晋也)

 豊橋公園内の吉田城が日本城郭協会制定の「続日本100名城」に選定されたことを記念し、豊橋市文化財センターは25日、シンポジウム「城の魅力-吉田城と戦国」を開く。城郭研究者らを講師に迎え、実際に見学した後、吉田城の魅力に迫る。
 「城攻め」と題し、講師と共に吉田城を歩き、午前10時半から1時間を予定。このあと、午後1時20分から「評定」としてシンポジウムが市民文化会館を会場に開催される。参加は、城攻めが現地、評定も当日会場で受け付ける。無料。
 評定では、城郭研究者で滋賀県立大学教授の中井均さんが「吉田城の魅力-全国的な視点から」、日本城郭協会理事を務める加藤理文さんが「五か国領有時代の徳川家康と吉田城」、文献史学者で愛知大学教授の山田邦明さんが「古文書が語る吉田城」を演題に話す。
城郭ライターの萩原さちこさんも講師となる。
 長篠陣太鼓保存会の和太鼓パフォーマンスもある。
 吉田城は、牧野古白が築城して以来、明治維新まで約360年の歴史がある。戦国時代には武将らによって争奪戦が繰り返され、姫路城を築いた池田輝政も城主を務めていた。本丸御殿は1707年の宝永大地震で倒壊した。
 現在ある鉄櫓(くろがねやぐら)は、本丸周囲にあった4つのうちの一つ。1954(昭和29)年、豊橋産業文化大博覧会の開催に合わせて復興された。
 昨年春には、市によるリニューアルが終わり、内部の展示物を充実させた。
 続100名城は、新しい100名城を求める声が高まっていたこともあり、数の制限で100名城に収まりきらなかった城郭を対象に、昨年秋から会員や日本100名城スタンプラリー達成者、城好きの人らの意見をまとめ、最終選定会議で決定。今年4月に発表された。
 優れた文化財・史跡▽著名な歴史の舞台-など、100名城同様の基準を満たし、価値のある城郭が選ばれた。
 シンポジウムの問い合わせは、文化財センター(0532・56・6060)へ。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済 / イベント

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