表浜自然ふれあいフェス

田原で清掃活動など地域交流

　田原市太平洋側、表浜海岸の環境保全運動と地域交流を兼ねたイベント「第20回表浜自然ふれあいフェスティバル」（市東部太平洋岸総合整備促進協議会主催、東愛知新聞社など後援）が２日、海岸沿いの南神戸町にある「表浜ほうべの森（谷ノ口公園）」で開催され、地元住民らが親睦を深めた。
　協議会は地元の六連、神戸、大草、田原東部の４校区を中心に構成。懸念されている海岸線の後退などを防ぐため、海岸の現状を知ってもらい、整備や保全について考えようと、イベントを毎年開催している。協議会では、県に対する必要な要望活動を継続したり、今年春には10年を計画期間としたアクションプランを策定したりするなどの活動を展開している。
　この日は、海岸一帯の清掃活動に続いて公園で親睦会。各校区が焼き芋や豚汁、石窯ピザなどを参加者らに振る舞ったほか、毎年参加している地元の田原東部中学校３年生有志が中心にソーラン節を披露し、会場を盛り上げた。
（千葉敬也）