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デコトラで加藤さん 東北被災地へニンジン届ける

被災地へ赴く加藤さん㊧とニンジンを提供した林口さん。後方は愛車「達麿大師」=豊川市蔵子で
被災地へ赴く加藤さん㊧とニンジンを提供した林口さん。後方は愛車「達麿大師」=豊川市蔵子で

 豊川市蔵子6のトラック部品販売業・加藤卓司さん(45)がきょう9日、デコトラことデコレーショントラックで出発し、東日本大震災の被災地にニンジンを届ける。
 ニンジンは碧南市天神町の農家・林口政信さん(35)が無償提供した約600本。きょう早朝6時に出発し、12時間かけて宮城県石巻市に到着後、あす10日に南境第7団地の仮設住宅での炊き出し行事で約100世帯に配る。
 加藤さんが幹事長を務めるデコトラ愛好家団体「全国哥麿(うたまろ)会」の被災地支援で、震災の起きた2011(平成23)年から毎年、2カ月に1回の割合で続ける。これまでもタマネギや米、水、玩具などを岩手や福島県の仮設住宅にも届けてきた。
 今回も加藤さんの愛車「達麿(だるま)大師」をはじめ数十台のデコトラと運転手がもちつきなどで交流し、加藤さんは「できれば仮設住宅がなくなるまで続けたい」。ニンジンは豚汁の調理にも使われる予定で、林口さんも「甘いニンジンを食べて笑顔になってほしい」と期待した。
(由本裕貴)

 豊川市蔵子6のトラック部品販売業・加藤卓司さん(45)がきょう9日、デコトラことデコレーショントラックで出発し、東日本大震災の被災地にニンジンを届ける。
 ニンジンは碧南市天神町の農家・林口政信さん(35)が無償提供した約600本。きょう早朝6時に出発し、12時間かけて宮城県石巻市に到着後、あす10日に南境第7団地の仮設住宅での炊き出し行事で約100世帯に配る。
 加藤さんが幹事長を務めるデコトラ愛好家団体「全国哥麿(うたまろ)会」の被災地支援で、震災の起きた2011(平成23)年から毎年、2カ月に1回の割合で続ける。これまでもタマネギや米、水、玩具などを岩手や福島県の仮設住宅にも届けてきた。
 今回も加藤さんの愛車「達麿(だるま)大師」をはじめ数十台のデコトラと運転手がもちつきなどで交流し、加藤さんは「できれば仮設住宅がなくなるまで続けたい」。ニンジンは豚汁の調理にも使われる予定で、林口さんも「甘いニンジンを食べて笑顔になってほしい」と期待した。
(由本裕貴)

被災地へ赴く加藤さん㊧とニンジンを提供した林口さん。後方は愛車「達麿大師」=豊川市蔵子で
被災地へ赴く加藤さん㊧とニンジンを提供した林口さん。後方は愛車「達麿大師」=豊川市蔵子で

カテゴリー:社会・経済

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