文字の大きさ

豊橋岩西小の男性教諭 新たに男児3人へ体罰

 豊橋市立岩西小学校で40歳代の男性教諭が担任を務める2年生の男女5人に頭を黒板にぶつけるなどの体罰を加えた問題で、市教育委員会は11日、他にも男児2人と顧問を務めるバスケットボール部の6年の男児1人に対して胸を押したり、おなかのあたりに膝を当てたりするなどの体罰をしていたことを発表した。教諭は、9月初旬から計8人に対し11件の体罰を行っていたことになる。
 11月10日に同校であった保護者対象の説明会後に保護者から申し出があった事案に対し、学校と市教委が男性教諭や児童らから聞き取り調査を進めていた。
 市教委によると、教諭は10月中旬、黒板に書いた問題の解き方を理解させるため男児の頭の後ろを右手で持ち、黒板におでこを数回当てた。別の男児には、廊下を走らないよう注意した際、イライラが募り、腹部あたりを膝で蹴るような動作をしたところ当たり、その後、あごのあたりを持ち、5歩ぐらい後ろへ押すなどしたという。
 6年の男児には9月初旬、パスを出すのが遅かったという理由で「何をやっているんだ、出ていけ」と強い口調で詰め寄り、胸を押したところ、男児はよろめいて体育館の壁に当たったという。いずれもけがはなかった。
 他に、すでに発表している5人のうち男児1人に対し、両手で頬を挟むなどしてたたいていたことも新たに分かった。男性教諭の授業は複数体制にしていたが、体罰はいずれも教諭が1人のときに発生した。
 体罰後、不登校だった女児は11月中旬から登校している。教諭は現在も自宅療養中で、直接の謝罪はまだ果たせていないという。
 同校が行った全校児童アンケートでは体罰は確認できなかった。今回初めて部活動中の事案が発覚したが、改めて他の部員への聞き取り調査はせず、教諭が行った体罰について、市教委は「これで全て」と話している。

 豊橋市立岩西小学校で40歳代の男性教諭が担任を務める2年生の男女5人に頭を黒板にぶつけるなどの体罰を加えた問題で、市教育委員会は11日、他にも男児2人と顧問を務めるバスケットボール部の6年の男児1人に対して胸を押したり、おなかのあたりに膝を当てたりするなどの体罰をしていたことを発表した。教諭は、9月初旬から計8人に対し11件の体罰を行っていたことになる。
 11月10日に同校であった保護者対象の説明会後に保護者から申し出があった事案に対し、学校と市教委が男性教諭や児童らから聞き取り調査を進めていた。
 市教委によると、教諭は10月中旬、黒板に書いた問題の解き方を理解させるため男児の頭の後ろを右手で持ち、黒板におでこを数回当てた。別の男児には、廊下を走らないよう注意した際、イライラが募り、腹部あたりを膝で蹴るような動作をしたところ当たり、その後、あごのあたりを持ち、5歩ぐらい後ろへ押すなどしたという。
 6年の男児には9月初旬、パスを出すのが遅かったという理由で「何をやっているんだ、出ていけ」と強い口調で詰め寄り、胸を押したところ、男児はよろめいて体育館の壁に当たったという。いずれもけがはなかった。
 他に、すでに発表している5人のうち男児1人に対し、両手で頬を挟むなどしてたたいていたことも新たに分かった。男性教諭の授業は複数体制にしていたが、体罰はいずれも教諭が1人のときに発生した。
 体罰後、不登校だった女児は11月中旬から登校している。教諭は現在も自宅療養中で、直接の謝罪はまだ果たせていないという。
 同校が行った全校児童アンケートでは体罰は確認できなかった。今回初めて部活動中の事案が発覚したが、改めて他の部員への聞き取り調査はせず、教諭が行った体罰について、市教委は「これで全て」と話している。

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR