文字の大きさ

豊橋市議会一般質問 市総合体育館の利用状況ただす

 豊橋市議会12月定例会は6日再開し、小原昌子(自民)鈴木義則(公明)川原元則(無所属)鈴木みさ子(共産)近藤修司(自民)二村真一(同)中村竜彦(同)中西光江(共産)前田浩伸(自民)古関充宏(同)の10氏が一般質問した。
 男子プロバスケットボールのBリーグに参戦の三遠ネオフェニックスのホームとなっている市総合体育館の利用状況について、川原氏が質問。
 加藤喜康教育部長は「ホームゲーム数がbjリーグの6試合から24試合に増加したこともあり、利用の過密度、とりわけ土・日曜、祝日については例年以上にオーバーフロー。地区体育館への代替、他市施設の活用などをしているが、新規の大会の開催、大規模・広域的な大会の誘致などが難しい状況。施設の老朽化も進み、空調などに不具合が出ている」と現状を説明した。
 その上で、今後について「利用を円滑に進めるため引き続き競技団体との調整や代替となる施設の拡充を行っていくほか、大規模改修にも手を付けていかなければならない」と述べた。
 調査が進められている新たな多目的屋内施設に関しても質問。立地や規模、機能などを調査しており、加藤部長は「経済産業省とスポーツ庁が連携し、魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに取り組んでいるので、協力もいただく中で今年度内には調査内容をまとめたい」とした。
 整備の方向性として「Bリーグのホームアリーナなど他市のアリーナの施設機能や建設・運営手法などの状況も踏まえて分析し、本市にとって最善の施設整備を目指したい」との考えを示した。
 盛んな農業の人材育成について、前田氏が質問。加藤修一産業部長は「東三河には農業系高等学校を卒業後、高度な技術や経営面に関する知識を学べる場がなく、新たな教育機関設置の必要性を強く感じている」との認識を示した。
 その上で「豊橋市、田原市と両市のJAが連携し、設置に向けた検討、調査を実施している。今年度の調査結果を踏まえ、県や近隣自治体、地域の民間企業と一体となり、東三河地域のリーダーの育成を目指す新たな農業教育の体制づくりに取り組む」と答えた。
 豊橋駅西口駅前地区の今後の整備に関する考えを古関氏が質問。瀧川雅弘都市計画部長は、都市機能の集積や西口を利用する観光客の増加などを踏まえ「西口地区のまちづくり、玄関づくりの重要性がますます高まっている」との認識を示す一方、駅前広場の再整備には「周辺地区のまちづくりと連携した取り組みが必要と考え、地区の権利者の意向が大変重要。地元の人たちの理解と協力を得ながら進めたい」とした。
(中村晋也)

 豊橋市議会12月定例会は6日再開し、小原昌子(自民)鈴木義則(公明)川原元則(無所属)鈴木みさ子(共産)近藤修司(自民)二村真一(同)中村竜彦(同)中西光江(共産)前田浩伸(自民)古関充宏(同)の10氏が一般質問した。
 男子プロバスケットボールのBリーグに参戦の三遠ネオフェニックスのホームとなっている市総合体育館の利用状況について、川原氏が質問。
 加藤喜康教育部長は「ホームゲーム数がbjリーグの6試合から24試合に増加したこともあり、利用の過密度、とりわけ土・日曜、祝日については例年以上にオーバーフロー。地区体育館への代替、他市施設の活用などをしているが、新規の大会の開催、大規模・広域的な大会の誘致などが難しい状況。施設の老朽化も進み、空調などに不具合が出ている」と現状を説明した。
 その上で、今後について「利用を円滑に進めるため引き続き競技団体との調整や代替となる施設の拡充を行っていくほか、大規模改修にも手を付けていかなければならない」と述べた。
 調査が進められている新たな多目的屋内施設に関しても質問。立地や規模、機能などを調査しており、加藤部長は「経済産業省とスポーツ庁が連携し、魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに取り組んでいるので、協力もいただく中で今年度内には調査内容をまとめたい」とした。
 整備の方向性として「Bリーグのホームアリーナなど他市のアリーナの施設機能や建設・運営手法などの状況も踏まえて分析し、本市にとって最善の施設整備を目指したい」との考えを示した。
 盛んな農業の人材育成について、前田氏が質問。加藤修一産業部長は「東三河には農業系高等学校を卒業後、高度な技術や経営面に関する知識を学べる場がなく、新たな教育機関設置の必要性を強く感じている」との認識を示した。
 その上で「豊橋市、田原市と両市のJAが連携し、設置に向けた検討、調査を実施している。今年度の調査結果を踏まえ、県や近隣自治体、地域の民間企業と一体となり、東三河地域のリーダーの育成を目指す新たな農業教育の体制づくりに取り組む」と答えた。
 豊橋駅西口駅前地区の今後の整備に関する考えを古関氏が質問。瀧川雅弘都市計画部長は、都市機能の集積や西口を利用する観光客の増加などを踏まえ「西口地区のまちづくり、玄関づくりの重要性がますます高まっている」との認識を示す一方、駅前広場の再整備には「周辺地区のまちづくりと連携した取り組みが必要と考え、地区の権利者の意向が大変重要。地元の人たちの理解と協力を得ながら進めたい」とした。
(中村晋也)

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR