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豊川一宮西部小でAETを招いた英語研究授業

教員が見守る中、AETを囲んで英語の表現力を発揮する児童ら=一宮西部小学校で
教員が見守る中、AETを囲んで英語の表現力を発揮する児童ら=一宮西部小学校で

 2020年度から本格化する英語教育に備え、独自に研究や準備を進める豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)は12日、市のAET(英語指導助手)を招き、5年生児童39人が英語でコミュニケーションに挑戦する特別授業を行った。同校教員らも見学し、指導法を参考にした。
 来校したのはAETの谷マーシャさん、ジョニー・ロバートソンさん、ウィル・フリーマンさん、ギャビン・ウォルドンさん。児童らは4グループに分かれて、それぞれに振り分けられたAETに自己紹介した後、各自で調べた和食についての紹介を英語とジェスチャーで行った。
 子どもたちは写真を手に、天ぷらや味噌汁、寿司やそば、ようかんなど、日本伝統の料理や和菓子の作り方、魅力を説明。これに対し、AETがより分かりやすい言い方や表現方法をアドバイスすると、児童らは別のAETに学んだばかりの英語力を発揮した。
 母国・オーストラリアの菓子なども紹介したマーシャさんは「みんな一生懸命説明して、リアクションもよく、興味を示してくれた。ただ調べたことを発表するだけでなく、話題が広がったのが良かった」と感心。見守った教員30人には「完璧な文章じゃなくても、単語だけでもいい。間違ってもいいから英語を積極的に使って、子どもたちのいいモデルになってほしい」と期待した。
 文科省の学習指導要領の改訂で、2020年度から5、6年に英語が年70時間で必修科目となり、3、4年にも英語活動が導入される。2018年度からは移行期間として、3年に年15時間の英語活動が含まれる。
 一宮西部小では昨年4月から教員主体の研究を始め、一宮中学校の授業を見学したり、AETとのマンツーマン指導を行ってきた。継続的に同校に来校し、助言している愛知教育大学大学院の高橋美由紀教授は「英語に必要な思考力、判断力、表現力を身に着ける意味で素晴らしい授業だった。先生たちも積極的に取り組んで、大きく成長した1年だったと思う」と話した。
(由本裕貴)

 2020年度から本格化する英語教育に備え、独自に研究や準備を進める豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)は12日、市のAET(英語指導助手)を招き、5年生児童39人が英語でコミュニケーションに挑戦する特別授業を行った。同校教員らも見学し、指導法を参考にした。
 来校したのはAETの谷マーシャさん、ジョニー・ロバートソンさん、ウィル・フリーマンさん、ギャビン・ウォルドンさん。児童らは4グループに分かれて、それぞれに振り分けられたAETに自己紹介した後、各自で調べた和食についての紹介を英語とジェスチャーで行った。
 子どもたちは写真を手に、天ぷらや味噌汁、寿司やそば、ようかんなど、日本伝統の料理や和菓子の作り方、魅力を説明。これに対し、AETがより分かりやすい言い方や表現方法をアドバイスすると、児童らは別のAETに学んだばかりの英語力を発揮した。
 母国・オーストラリアの菓子なども紹介したマーシャさんは「みんな一生懸命説明して、リアクションもよく、興味を示してくれた。ただ調べたことを発表するだけでなく、話題が広がったのが良かった」と感心。見守った教員30人には「完璧な文章じゃなくても、単語だけでもいい。間違ってもいいから英語を積極的に使って、子どもたちのいいモデルになってほしい」と期待した。
 文科省の学習指導要領の改訂で、2020年度から5、6年に英語が年70時間で必修科目となり、3、4年にも英語活動が導入される。2018年度からは移行期間として、3年に年15時間の英語活動が含まれる。
 一宮西部小では昨年4月から教員主体の研究を始め、一宮中学校の授業を見学したり、AETとのマンツーマン指導を行ってきた。継続的に同校に来校し、助言している愛知教育大学大学院の高橋美由紀教授は「英語に必要な思考力、判断力、表現力を身に着ける意味で素晴らしい授業だった。先生たちも積極的に取り組んで、大きく成長した1年だったと思う」と話した。
(由本裕貴)

教員が見守る中、AETを囲んで英語の表現力を発揮する児童ら=一宮西部小学校で
教員が見守る中、AETを囲んで英語の表現力を発揮する児童ら=一宮西部小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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