新城市の25歳成人式に過去最多人数参加

　地元への意識や同世代のつながりをもっと感じてもらおうと新城市は13日、同市笠岩の新城観光ホテル東館で第３回25歳成人式を開いた。同市出身で市内外に住む人や在勤者で過去最多の１５８人が参加し、室内での“大人の運動会”で親交を深めた。
　20歳の成人式から５年後で大学卒業や就職、家族を持つなど互いの成長を確認し合ったり、郷土への愛着を持つ転機にしてもらおうと２年前から実施。市内の中学校卒業生代表者らが実行委員となって全国に呼び掛けて行った。
　思い出作りにと参加体験型イベントを企画。全員が５グループに分かれて行われた大人の運動会では、スプーンにビー玉をすくったままリレーをしたり、玉入れや腕を使ってフラフープを通すゲーム、新城市内の場所を題材にした○×クイズで盛り上がった。
　大分県から帰省して参加した自衛官の男性（25）は「こうして顔を合わせて再会できてうれしい。いつまでも新城を忘れません」と話した。
　実行委員長の瀧元光太さん（25）は「出身中学だけでなく同年代で集って楽しんでもらうことができてうれしい」と振り返った。
（安藤聡）