ジュニアアイスホッケーで日本選抜入り

豊橋花田小６年の加藤君

　豊橋ジュニアアイスホッケークラブの豊橋市立花田小学校６年・加藤伶理（れお）君が、２月にカナダで行われる「ケベック国際ピーウィーホッケートーナメント」のジャパン・セレクトチーム18人のメンバーに選ばれた。30日からのカナダ遠征を前に17日、豊橋市役所を訪れ、佐原光一市長に抱負を語った。
　幼稚園年長の時、アイスホッケーをしていた父親に勧められて始めた加藤君。「トーナメント」のために、全国から優秀な選手を選出するジャパン・セレクトに選ばれた。海外遠征に参加するのは、今回が初めてという。
　加藤君は「カナダなどのチームは強いと思うけど、自分の力を全力で出し切ってプレーをしてくる。強いチームと戦って活躍する」と決意を表した。
　１９６０（昭和35）年に始められた「トーナメント」は、小学５年～中学１年の年代の選手が対象で、今年は世界各国から60チームが参加し、カテゴリー別で競う。プロホッケーリーグの世界最高峰と言われる北アメリカのＮＨＬ（ナショナルホッケーリーグ）下部組織チームも参加するという。日本選抜チームは５年前から参加している。２月７日～18日のトーナメント戦に先立ち、カナダ・モントリオールで合宿をして練習試合やＮＨＬを観戦する。
　加藤君は、好きな選手として東北フリーブレイズのキャプテン田中豪選手の名を上げ、「リーダーシップがあって、チームをまとめられるところに憧れる」と話した。
（井嶋義典）