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代田小児童がプロにクラシック音楽学ぶ

児童を前に合奏を披露する(左から)新井さん、水野さん、黒川さん=代田小学校で
児童を前に合奏を披露する(左から)新井さん、水野さん、黒川さん=代田小学校で

 豊川市は24日、市立代田小学校(鈴木和利校長)で、3人組の音楽アーティスト「トリオ ミンピア」によるアウトリーチ事業を行った。5年生児童33人が、クラシック音楽や楽器の魅力に触れ合った。
 来校したのはいずれも名古屋市出身で、ピアノの水野彰子さん、バイオリンの新井貴盛さん、チェロの黒川実咲さん。新井さんは「楽器の構造などを間近で見られる機会は少ない。積極的に近付いて見てほしい」と呼び掛け、小さなバイオリンは高い音を出す一方、大きなチェロは低い音を出すなどの特長を紹介した。
 また、同じメロディーを異なる楽器で奏でることで「明るい」や「寂しい」など聴く人が抱く音色のイメージも異なることを紹介し、最後はメンデルスゾーン作曲の「ピアノトリオ第1番」の第1楽章を合奏。2人の旅人が追い風に負けじと進んだり、成長して帰還する物語がテーマで、児童らはイメージを膨らませて聞き入った。菅沼瑞穂さん(11)は「長い曲を3人でしっかり合わせて弾いてすごい。かっこいい演奏だった」と振り返った。
 3人はきょう25日に千両、一宮東部小で、あす26日は牛久保小でも同様に児童らと交流。27日午後3時から小坂井文化会館での公演で「ピアノトリノ」の全楽章を演奏する。
 一般財団法人地域創造と愛知県芸術劇場の「公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業愛知セッション」の事業で、今年度は新城市、田原市も参加している。
(由本裕貴)

 豊川市は24日、市立代田小学校(鈴木和利校長)で、3人組の音楽アーティスト「トリオ ミンピア」によるアウトリーチ事業を行った。5年生児童33人が、クラシック音楽や楽器の魅力に触れ合った。
 来校したのはいずれも名古屋市出身で、ピアノの水野彰子さん、バイオリンの新井貴盛さん、チェロの黒川実咲さん。新井さんは「楽器の構造などを間近で見られる機会は少ない。積極的に近付いて見てほしい」と呼び掛け、小さなバイオリンは高い音を出す一方、大きなチェロは低い音を出すなどの特長を紹介した。
 また、同じメロディーを異なる楽器で奏でることで「明るい」や「寂しい」など聴く人が抱く音色のイメージも異なることを紹介し、最後はメンデルスゾーン作曲の「ピアノトリオ第1番」の第1楽章を合奏。2人の旅人が追い風に負けじと進んだり、成長して帰還する物語がテーマで、児童らはイメージを膨らませて聞き入った。菅沼瑞穂さん(11)は「長い曲を3人でしっかり合わせて弾いてすごい。かっこいい演奏だった」と振り返った。
 3人はきょう25日に千両、一宮東部小で、あす26日は牛久保小でも同様に児童らと交流。27日午後3時から小坂井文化会館での公演で「ピアノトリノ」の全楽章を演奏する。
 一般財団法人地域創造と愛知県芸術劇場の「公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業愛知セッション」の事業で、今年度は新城市、田原市も参加している。
(由本裕貴)

児童を前に合奏を披露する(左から)新井さん、水野さん、黒川さん=代田小学校で
児童を前に合奏を披露する(左から)新井さん、水野さん、黒川さん=代田小学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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