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来月から田原市で家庭系ごみ有料化

有料化指定ごみ袋。左から10、20、30、45㍑=田原市役所で
有料化指定ごみ袋。左から10、20、30、45㍑=田原市役所で

 田原市は2月から、家庭系ごみの有料化制度を始める。新たな制度では、市が有料化指定ごみ袋を作り、定めた価格で委託販売(指定販売所で)し、市民はごみ袋を購入することで、ごみ処理手数料を市に納めることになる。
 有料化の目的はごみの減量とリサイクルの推進、処理費用負担の公平性確保、経費削減と将来世代への負担軽減。
 従来、市が決めた規格で業者が作ったごみ袋を店頭価格で市民が買い、処理費用は税金だけで賄われてきた。制度の仕組み上、これからは各家庭が出すごみを減量すればする分だけ、ごみを出す際に必要となる費用負担は少なくなる。
 今月まで、ごみ袋は45㍑(150円程度)と30㍑(90円程度)の2種類だけだったが、2月からは20㍑と10㍑が新たに増える。値段は45㍑が225円、30㍑が150円、20㍑が100円、10㍑が50円。有料化とするごみの対象は「もやせるごみ」と新区分の「こわすごみ」に分けられるほか、ごみの分別も市民に分かりやすいように細分化される。
 市によると、人口減少は進む一方だが、ごみの総排出量はほぼ横ばい。新制度をきっかけに、市民のごみに対するコスト意識を浸透させていきたい考え。
 市は、ごみ処理に関する基本計画に基づき設定しているごみの排出抑制目標数値が今後、万が一達成されない場合、将来的にごみ処理手数料とするごみ袋の値段の見直しも検討していくという。
(千葉敬也)

 田原市は2月から、家庭系ごみの有料化制度を始める。新たな制度では、市が有料化指定ごみ袋を作り、定めた価格で委託販売(指定販売所で)し、市民はごみ袋を購入することで、ごみ処理手数料を市に納めることになる。
 有料化の目的はごみの減量とリサイクルの推進、処理費用負担の公平性確保、経費削減と将来世代への負担軽減。
 従来、市が決めた規格で業者が作ったごみ袋を店頭価格で市民が買い、処理費用は税金だけで賄われてきた。制度の仕組み上、これからは各家庭が出すごみを減量すればする分だけ、ごみを出す際に必要となる費用負担は少なくなる。
 今月まで、ごみ袋は45㍑(150円程度)と30㍑(90円程度)の2種類だけだったが、2月からは20㍑と10㍑が新たに増える。値段は45㍑が225円、30㍑が150円、20㍑が100円、10㍑が50円。有料化とするごみの対象は「もやせるごみ」と新区分の「こわすごみ」に分けられるほか、ごみの分別も市民に分かりやすいように細分化される。
 市によると、人口減少は進む一方だが、ごみの総排出量はほぼ横ばい。新制度をきっかけに、市民のごみに対するコスト意識を浸透させていきたい考え。
 市は、ごみ処理に関する基本計画に基づき設定しているごみの排出抑制目標数値が今後、万が一達成されない場合、将来的にごみ処理手数料とするごみ袋の値段の見直しも検討していくという。
(千葉敬也)

有料化指定ごみ袋。左から10、20、30、45㍑=田原市役所で
有料化指定ごみ袋。左から10、20、30、45㍑=田原市役所で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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