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ヤクルト小川投手が母校に野球設備

小川投手寄贈のマシンを囲む部員たちと弘子さん=成章高グラウンドで
小川投手寄贈のマシンを囲む部員たちと弘子さん=成章高グラウンドで

母親が代理で田原の成章高へ寄贈

 プロ野球・東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が、母校の県立成章高校(田原市)硬式野球部に新品の打撃練習用マシンとベンチを寄贈した。
 小川投手は同校61回生。2008年(平成20)年、春の選抜高校野球大会に出場し勝利に貢献した。入団後は新人王に選出されるなど、チームの主力投手として活躍し、今年はプロ6年目を迎える。
 寄贈は母校への感謝の気持ちと、糟谷寛文前監督との約束だったという。小川投手のプロ入団や新人王を祝う記念パーティーで糟谷前監督が「1億円プレーヤーになったら」と母校への恩返しについて、小川投手に語ったことがあった。プロ選手として5年の節目が過ぎ、部の使うマシンも故障が絶えないことから寄贈が実現した。
 寄贈式は27日、同校グラウンドであり、小川投手の母・弘子さん(63)が代理で部に目録を贈呈。「恩返しの意味でバッティングマシンを贈らせてもらいました。目標に向かってたくさん練習をして、強くなってください」と小川投手の激励コメントも代読した。
 渡辺秀虎主将(2年)は「マシンを大切に使いながら、日々の練習に取り組んでいきます」と部員を代表して感謝し、河合邦宗監督は「素晴らしいものを寄付していただいた。大切に使い、成果を出せるよう練習に励みたい」と話した。
 糟谷前監督は「一流選手として活躍が現実となり、ここまで頑張ってくれてうれしく思う」と目を細めた。
 業者によると、マシンは最新型で球速、制球ともに精度が高く、より実践的という。
(千葉敬也)

母親が代理で田原の成章高へ寄贈

 プロ野球・東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が、母校の県立成章高校(田原市)硬式野球部に新品の打撃練習用マシンとベンチを寄贈した。
 小川投手は同校61回生。2008年(平成20)年、春の選抜高校野球大会に出場し勝利に貢献した。入団後は新人王に選出されるなど、チームの主力投手として活躍し、今年はプロ6年目を迎える。
 寄贈は母校への感謝の気持ちと、糟谷寛文前監督との約束だったという。小川投手のプロ入団や新人王を祝う記念パーティーで糟谷前監督が「1億円プレーヤーになったら」と母校への恩返しについて、小川投手に語ったことがあった。プロ選手として5年の節目が過ぎ、部の使うマシンも故障が絶えないことから寄贈が実現した。
 寄贈式は27日、同校グラウンドであり、小川投手の母・弘子さん(63)が代理で部に目録を贈呈。「恩返しの意味でバッティングマシンを贈らせてもらいました。目標に向かってたくさん練習をして、強くなってください」と小川投手の激励コメントも代読した。
 渡辺秀虎主将(2年)は「マシンを大切に使いながら、日々の練習に取り組んでいきます」と部員を代表して感謝し、河合邦宗監督は「素晴らしいものを寄付していただいた。大切に使い、成果を出せるよう練習に励みたい」と話した。
 糟谷前監督は「一流選手として活躍が現実となり、ここまで頑張ってくれてうれしく思う」と目を細めた。
 業者によると、マシンは最新型で球速、制球ともに精度が高く、より実践的という。
(千葉敬也)

小川投手寄贈のマシンを囲む部員たちと弘子さん=成章高グラウンドで
小川投手寄贈のマシンを囲む部員たちと弘子さん=成章高グラウンドで

カテゴリー:地域・教育 / スポーツ

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