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ACミラン「東三河校」 4月から豊橋で活動

コント氏㊧とACミランスクール東三河校の開校を喜ぶ佐原市長=豊橋市役所で
コント氏㊧とACミランスクール東三河校の開校を喜ぶ佐原市長=豊橋市役所で

 イタリアの名門クラブ・ACミランが主催する「ACミランサッカースクール愛知・東三河校」が開校されるのに伴い、29日に豊橋市役所で記者会見が行われた。国内では6校目で、他校からはJリーグ下部組織や日本女子代表に選手を輩出。4月から豊橋市陸上競技場で活動を開始する。
 同スクールは、愛知、石川、千葉、東京で展開。7年前に小牧市で初めて立ち上げ、名古屋市昭和区でも開校。県内で約500人が通う。小牧校などに三河地方から通う児童も増え、一般社団法人地球子ども村と社団法人東三河キッズ未来クラブの協力で東三河校の開校が実現した。
 対象は園児(年中、年長)と小学生男女。年代別に6カテゴリーに分かれ、毎週木曜の夕方から、3月下旬に改修工事が終わる市陸上競技場で練習する。1日60分、コーチが一人ずつに目を配る少人数指導で行い、テクニカルディレクターのマテオ・コント氏(38)は「プレーを楽しみながら成長させる。ベンチからの指示がなくても、自分でできる選手を育てたい」と意気込む。
 練習メニューは年代別で異なり、コント氏が毎回考案してコーチと指導する。小5、6年はイタリア遠征もあり、現地でのトレーニングや練習試合、サンシーロスタジアムでの試合観戦や選手との交流など、夢のような時間が与えられる。
 イタリア国内では96校が活動し、セリエAのクラブで活躍する選手も続々。世界11カ国で17校が展開し、日本でもJクラブの下部組織に進んだり、U-17日本代表に選ばれた女子選手もいる。
 豊橋市の佐原光一市長は、地元出身のガンバ大阪・三浦弦太選手(22)が日本代表に成長したことを挙げて「ぜひ彼に続く選手が出てきてほしい」と期待。コント氏は「プロになれる選手はひと握り。それ以外の選手への教育が大切。堂々と社会に出ていける選手を育てたい」と話した。
 入団セレクションはなく、2月2日正午から定員64人で募集を開始し、10日に保護者も含めた説明会(総合体育館)を実施。4月5日に陸上競技場で初回練習を予定する。問い合わせは事務局(0568・41・1300)へ。
(由本裕貴)

 イタリアの名門クラブ・ACミランが主催する「ACミランサッカースクール愛知・東三河校」が開校されるのに伴い、29日に豊橋市役所で記者会見が行われた。国内では6校目で、他校からはJリーグ下部組織や日本女子代表に選手を輩出。4月から豊橋市陸上競技場で活動を開始する。
 同スクールは、愛知、石川、千葉、東京で展開。7年前に小牧市で初めて立ち上げ、名古屋市昭和区でも開校。県内で約500人が通う。小牧校などに三河地方から通う児童も増え、一般社団法人地球子ども村と社団法人東三河キッズ未来クラブの協力で東三河校の開校が実現した。
 対象は園児(年中、年長)と小学生男女。年代別に6カテゴリーに分かれ、毎週木曜の夕方から、3月下旬に改修工事が終わる市陸上競技場で練習する。1日60分、コーチが一人ずつに目を配る少人数指導で行い、テクニカルディレクターのマテオ・コント氏(38)は「プレーを楽しみながら成長させる。ベンチからの指示がなくても、自分でできる選手を育てたい」と意気込む。
 練習メニューは年代別で異なり、コント氏が毎回考案してコーチと指導する。小5、6年はイタリア遠征もあり、現地でのトレーニングや練習試合、サンシーロスタジアムでの試合観戦や選手との交流など、夢のような時間が与えられる。
 イタリア国内では96校が活動し、セリエAのクラブで活躍する選手も続々。世界11カ国で17校が展開し、日本でもJクラブの下部組織に進んだり、U-17日本代表に選ばれた女子選手もいる。
 豊橋市の佐原光一市長は、地元出身のガンバ大阪・三浦弦太選手(22)が日本代表に成長したことを挙げて「ぜひ彼に続く選手が出てきてほしい」と期待。コント氏は「プロになれる選手はひと握り。それ以外の選手への教育が大切。堂々と社会に出ていける選手を育てたい」と話した。
 入団セレクションはなく、2月2日正午から定員64人で募集を開始し、10日に保護者も含めた説明会(総合体育館)を実施。4月5日に陸上競技場で初回練習を予定する。問い合わせは事務局(0568・41・1300)へ。
(由本裕貴)

コント氏㊧とACミランスクール東三河校の開校を喜ぶ佐原市長=豊橋市役所で
コント氏㊧とACミランスクール東三河校の開校を喜ぶ佐原市長=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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