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田原の小中学校再編など検討

 田原市立小中学校全体の将来的な再編や運営方針などを協議する「田原市小中学校適正規模配置・施設更新等計画検討委員会」は30日、第3回目となる会議を市役所講堂で行った。
 計画原案(骨子)で、計画の必要性や方向性、小中学校の適正規模・適正配置、児童生徒数の現状と推移などに当たる序章と第1章に関する中間報告で、同案の修正・加筆部分について協議したほか、学校施設の長寿命化計画と連動させる実施計画のイメージも示された。
 授業の最適規模に関する考え方では、学校の枠を超えて適正人数の学習集団を形成し「小規模校のデメリット(短所)の最小化に向け検討」していくことを加えた。「魅力的な学校づくりと小規模校の教育の充実」として、必要な場合は、特例的な教育課程制度の導入を検討したり、教育機会のバランスを確保したりするために連携集合授業や情報端末機器の効果的活用に取り組むなどとした。
 適正規模・適正配置の計画期間に関しては2018年~2040年度とし、2025年以降は原則5年ごとに計画を見直す。
 この日は、学校関係者から「(次の見直し時期となる)7年後まで何も考えないことが続かないか」という懸念も挙げられたが、市教委は計画に従って固定的を考えるのではなく「課題などが見えてきた場合はタイミングを見計らって弾力的に検討し、対応していく」と答えた。
 委員会内で指摘があった計画名称の変更もあり、委員からの案に基づき「田原市学校未来創造計画」と短縮。副題に「より良い教育環境の実現に向けて」を付けた。
(千葉敬也)

 田原市立小中学校全体の将来的な再編や運営方針などを協議する「田原市小中学校適正規模配置・施設更新等計画検討委員会」は30日、第3回目となる会議を市役所講堂で行った。
 計画原案(骨子)で、計画の必要性や方向性、小中学校の適正規模・適正配置、児童生徒数の現状と推移などに当たる序章と第1章に関する中間報告で、同案の修正・加筆部分について協議したほか、学校施設の長寿命化計画と連動させる実施計画のイメージも示された。
 授業の最適規模に関する考え方では、学校の枠を超えて適正人数の学習集団を形成し「小規模校のデメリット(短所)の最小化に向け検討」していくことを加えた。「魅力的な学校づくりと小規模校の教育の充実」として、必要な場合は、特例的な教育課程制度の導入を検討したり、教育機会のバランスを確保したりするために連携集合授業や情報端末機器の効果的活用に取り組むなどとした。
 適正規模・適正配置の計画期間に関しては2018年~2040年度とし、2025年以降は原則5年ごとに計画を見直す。
 この日は、学校関係者から「(次の見直し時期となる)7年後まで何も考えないことが続かないか」という懸念も挙げられたが、市教委は計画に従って固定的を考えるのではなく「課題などが見えてきた場合はタイミングを見計らって弾力的に検討し、対応していく」と答えた。
 委員会内で指摘があった計画名称の変更もあり、委員からの案に基づき「田原市学校未来創造計画」と短縮。副題に「より良い教育環境の実現に向けて」を付けた。
(千葉敬也)

カテゴリー:政治・行政

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