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「事業系ごみ」マナー厳守へ豊橋駅東口周辺で指導

飲食店の男性に処理方法などを聞く市職員(右)=豊橋市松葉町で
飲食店の男性に処理方法などを聞く市職員(右)=豊橋市松葉町で

 事業活動から出た生ごみ、紙くずなど「事業系ごみ」が家庭ごみを収集する「ごみステーション」に持ち込まれているため、豊橋市は、事務所や飲食店などが集中する豊橋駅東口周辺を重点地域とし、市職員らの訪問による啓発、指導に乗り出した。初日となった2日夜は、豊橋署と合同で東三河最大の歓楽街・松葉地区で実施した。
 事業系ごみは、資源化センターなど市の施設に自己搬入するか、廃棄物処理業者に処理を委託するのが市の決まり。だが、ごみステーションに持ち出すマナー違反が見られ、街の景観悪化にもつながっている。
 本年度は昨年末までに、36件の不法投棄を市が把握している。
 マナー違反は過去からあり、近年増えてはいないものの、市中心部で食べ残し、はし袋、紙くずなどが入ったごみ袋が出されているという。
 依然としてなくならない状況を改善するため、市は事業系ごみの適正処理に向け、重点区域を駅東口周辺と定め、訪問して啓発、指導。今月末までに、事務所、飲食店など約900事業所を訪れる「ローラー作戦」を展開する。
 2日夜は、市廃棄物対策課職員と豊橋署生活安全課の署員が松葉地区の飲食店や風俗店を巡回。ルールを説明したり、処理の方法を聞いたりして、昨年から始まった生ごみ分別への協力も依頼した。
 松葉小路で約40年営業している飲食店は、生ごみ、プラスチック類、割れ物などをずっと業者へ委託、自ら市の施設へ持ち込むこともあり、適正に処理している。「最近も、ごみを出していた店があり、注意に行くと怒られた。景観の悪化にもなり、大切なお客さんに申し訳ない」と話していた。
(中村晋也)

 事業活動から出た生ごみ、紙くずなど「事業系ごみ」が家庭ごみを収集する「ごみステーション」に持ち込まれているため、豊橋市は、事務所や飲食店などが集中する豊橋駅東口周辺を重点地域とし、市職員らの訪問による啓発、指導に乗り出した。初日となった2日夜は、豊橋署と合同で東三河最大の歓楽街・松葉地区で実施した。
 事業系ごみは、資源化センターなど市の施設に自己搬入するか、廃棄物処理業者に処理を委託するのが市の決まり。だが、ごみステーションに持ち出すマナー違反が見られ、街の景観悪化にもつながっている。
 本年度は昨年末までに、36件の不法投棄を市が把握している。
 マナー違反は過去からあり、近年増えてはいないものの、市中心部で食べ残し、はし袋、紙くずなどが入ったごみ袋が出されているという。
 依然としてなくならない状況を改善するため、市は事業系ごみの適正処理に向け、重点区域を駅東口周辺と定め、訪問して啓発、指導。今月末までに、事務所、飲食店など約900事業所を訪れる「ローラー作戦」を展開する。
 2日夜は、市廃棄物対策課職員と豊橋署生活安全課の署員が松葉地区の飲食店や風俗店を巡回。ルールを説明したり、処理の方法を聞いたりして、昨年から始まった生ごみ分別への協力も依頼した。
 松葉小路で約40年営業している飲食店は、生ごみ、プラスチック類、割れ物などをずっと業者へ委託、自ら市の施設へ持ち込むこともあり、適正に処理している。「最近も、ごみを出していた店があり、注意に行くと怒られた。景観の悪化にもなり、大切なお客さんに申し訳ない」と話していた。
(中村晋也)

飲食店の男性に処理方法などを聞く市職員(右)=豊橋市松葉町で
飲食店の男性に処理方法などを聞く市職員(右)=豊橋市松葉町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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