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桜丘高3年の鈴木さん 日本競輪学校の入試に合格

日本競輪学校の入学試験に合格し、佐原市長に報告した鈴木さん㊥。左は大竹コーチ=豊橋市役所で
日本競輪学校の入学試験に合格し、佐原市長に報告した鈴木さん㊥。左は大竹コーチ=豊橋市役所で

 豊橋競輪場などが取り組む「ガールズケイリン育成プロジェクト」(T-GUP)で練習を積んでいた私立桜丘高校3年・鈴木樹里さん(18)=新城市下吉田=が、日本競輪学校の入学試験に合格した。5日、豊橋市役所で佐原光一市長に喜びを報告した。
 T-GUPの5期生。昨年春から早朝と授業後にダッシュ力を磨いたり、タイムを縮めたりする練習など、9月の試験日まで同競輪場で特訓。ガールズケイリンの選手からも声を掛けてもらい取り組んだ。
 試験後も練習を続けながら1月の結果を待ち、全国の受験者38人で合格者20人の1人となった。5月から入校し、来年3月の卒業を目指す。
 学校では、進路が決まったのはクラスで最後の1人だったが「みんなが『良かったね』と言ってくれ、めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔で話す。
 佐原市長は「競輪学校での練習に精を出し、スター選手を目指して頑張ってください」と激励。コーチの大竹広治さんは「よく頑張ってくれた」と目を細めた。
 鈴木さんは中学生の頃、テレビで見た「ガールズケイリン」の番組をきっかけに競輪選手を志望。「どうしたら競輪選手になれますか」と豊橋競輪場へたずねたほどで、自転車部のある桜丘高に進学した。
 高校では、昨年のインターハイ500㍍で2位、全国高校選抜ケイリンで2位に入った。短距離、まくりが得意で、鈴木さんは「決勝に残れるような強い選手になるのが夢」ときっぱりと話した。
 T-GUPは、ガールズケイリンを盛り上げるとともに、豊橋をホームバンクにする女子選手を育成、競輪ファンを広げる目的で実施。現在、競輪学校に入っている4期生は7月のデビューが予定されている。
(中村晋也)

 豊橋競輪場などが取り組む「ガールズケイリン育成プロジェクト」(T-GUP)で練習を積んでいた私立桜丘高校3年・鈴木樹里さん(18)=新城市下吉田=が、日本競輪学校の入学試験に合格した。5日、豊橋市役所で佐原光一市長に喜びを報告した。
 T-GUPの5期生。昨年春から早朝と授業後にダッシュ力を磨いたり、タイムを縮めたりする練習など、9月の試験日まで同競輪場で特訓。ガールズケイリンの選手からも声を掛けてもらい取り組んだ。
 試験後も練習を続けながら1月の結果を待ち、全国の受験者38人で合格者20人の1人となった。5月から入校し、来年3月の卒業を目指す。
 学校では、進路が決まったのはクラスで最後の1人だったが「みんなが『良かったね』と言ってくれ、めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔で話す。
 佐原市長は「競輪学校での練習に精を出し、スター選手を目指して頑張ってください」と激励。コーチの大竹広治さんは「よく頑張ってくれた」と目を細めた。
 鈴木さんは中学生の頃、テレビで見た「ガールズケイリン」の番組をきっかけに競輪選手を志望。「どうしたら競輪選手になれますか」と豊橋競輪場へたずねたほどで、自転車部のある桜丘高に進学した。
 高校では、昨年のインターハイ500㍍で2位、全国高校選抜ケイリンで2位に入った。短距離、まくりが得意で、鈴木さんは「決勝に残れるような強い選手になるのが夢」ときっぱりと話した。
 T-GUPは、ガールズケイリンを盛り上げるとともに、豊橋をホームバンクにする女子選手を育成、競輪ファンを広げる目的で実施。現在、競輪学校に入っている4期生は7月のデビューが予定されている。
(中村晋也)

日本競輪学校の入学試験に合格し、佐原市長に報告した鈴木さん㊥。左は大竹コーチ=豊橋市役所で
日本競輪学校の入学試験に合格し、佐原市長に報告した鈴木さん㊥。左は大竹コーチ=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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