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桜の季節控え蒲郡・春日山整備

人海戦術で枝を運ぶ生徒たち=蒲郡市形原町で
人海戦術で枝を運ぶ生徒たち=蒲郡市形原町で

 蒲郡市形原町の形原神社境内地にある山林(通称春日山)で18日、里山管理グループ「春日桜会」(市川薫会長)と形原中学校生徒有志が整備作業を行った。これから咲き始める桜を見映え良くしようと会員らが切り落とした雑木のせん定枝を生徒たちが運び出した。
 同所は神社西側にある山林で昭和30年代まで市内有数の桜名所だった。現在は広さ約1万平方㍍にソメイヨシノ、陽光、カンヒザクラなど200本以上が植えられる。
 同会は同校卒業生たちが15年前に会を結成し、あずまやや散策路の整備、夜間照明設備を行って名所の復興に努めている。「世代をつなぐ桜の森づくり」を目指そうと11年前からは同校生徒有志が作業に参加している。
 今年は1-3年生173人が参加。生徒たちは会員たちが伐採したクスノキやクリなど木の枝を人海戦術で運び出した。
 牧原陽一君(1年)は「こんなにも大変だとは思わなかった。普段は来たことがない場所なため、桜が見頃を迎えたら来てみたい」と話した。
 会員の中村孝さんは「桜とともに地元の自然を愛する心も育てようと毎年一緒に作業をしている。咲き始めたら生徒の家族も集って春日山の良さを確認してもらえれば」と期待した。
 同会は今年も「桜まつり」を3月25日から4月10日まで企画。夜間照明を設けて夜桜を楽しめるようにする。
(安藤聡)

 蒲郡市形原町の形原神社境内地にある山林(通称春日山)で18日、里山管理グループ「春日桜会」(市川薫会長)と形原中学校生徒有志が整備作業を行った。これから咲き始める桜を見映え良くしようと会員らが切り落とした雑木のせん定枝を生徒たちが運び出した。
 同所は神社西側にある山林で昭和30年代まで市内有数の桜名所だった。現在は広さ約1万平方㍍にソメイヨシノ、陽光、カンヒザクラなど200本以上が植えられる。
 同会は同校卒業生たちが15年前に会を結成し、あずまやや散策路の整備、夜間照明設備を行って名所の復興に努めている。「世代をつなぐ桜の森づくり」を目指そうと11年前からは同校生徒有志が作業に参加している。
 今年は1-3年生173人が参加。生徒たちは会員たちが伐採したクスノキやクリなど木の枝を人海戦術で運び出した。
 牧原陽一君(1年)は「こんなにも大変だとは思わなかった。普段は来たことがない場所なため、桜が見頃を迎えたら来てみたい」と話した。
 会員の中村孝さんは「桜とともに地元の自然を愛する心も育てようと毎年一緒に作業をしている。咲き始めたら生徒の家族も集って春日山の良さを確認してもらえれば」と期待した。
 同会は今年も「桜まつり」を3月25日から4月10日まで企画。夜間照明を設けて夜桜を楽しめるようにする。
(安藤聡)

人海戦術で枝を運ぶ生徒たち=蒲郡市形原町で
人海戦術で枝を運ぶ生徒たち=蒲郡市形原町で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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