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ボートレース駐車場に新体育館

蒲郡市が新体育館建設地として決定したボートレース蒲郡南東駐車場=同市竹谷町で
蒲郡市が新体育館建設地として決定したボートレース蒲郡南東駐車場=同市竹谷町で

蒲郡市が本設計関連費予算計上

 蒲郡市は、新体育館建設計画で建設地を「ボートレース蒲郡南東駐車場」(竹谷町)とし、19日発表した新年度予算案に基本設計関連費2511万円を計上した。場所については同駐車場とするほか、「現体育センター敷地内」(緑町)とする2案で検討していたが、稲葉正吉市長は市民会議と業者の評価結果と利用競技団体の要望を判断。市議会では現敷地内での建て替えを主張する会派もあり、3月定例会での議論が高まりそうだ。
 体育館は同市緑町で1968(昭和43)年に供用開始。市は大型の教育施設の中でも老朽化が進むほか、耐震性が低かったため、建て替えの方針を立てた。
 昨年度には市民を交えた「新体育館検討市民会議」を立ち上げて建設候補地を「レース場南東駐車場」と「現体育センター敷地内」の2案としていた。今年度は設計業者に比較調査を依頼し、「工事工程や周辺環境への影響、防災面など総合的に判断し、レース場南東駐車場が適している」と総括を受けた。
 さらに現体育館を利用するバスケットボールなど利用する8競技団体の代表者が1月24日に稲葉市長に早期建設を願う要望書を提出していた。
 19日に行われた会見で稲葉市長は「震災発生後の近隣道路復旧という観点から緊急輸送基地になりえる。ボートレース場は市財政に2000億円を繰り入れてきた事業」とし、「蒲郡の西地域の新たなまちづくり、にぎわいづくりの一翼を担う施設」と判断理由を述べた。
 一方、市議会最大会派の自民党市議団(伴捷文団長、7人)は「レース場が緊急輸送基地になっているため近くに体育館建設をして同じ基地は必要なはく、また教育的見地から問題ある」などとして現在地での建て替えを主張。26日開会の市議会3月定例会で新年度予算案から新体育館基本設計関連費のみを独立させる修正案を提出する構えだ。
(安藤聡)

蒲郡市が本設計関連費予算計上

 蒲郡市は、新体育館建設計画で建設地を「ボートレース蒲郡南東駐車場」(竹谷町)とし、19日発表した新年度予算案に基本設計関連費2511万円を計上した。場所については同駐車場とするほか、「現体育センター敷地内」(緑町)とする2案で検討していたが、稲葉正吉市長は市民会議と業者の評価結果と利用競技団体の要望を判断。市議会では現敷地内での建て替えを主張する会派もあり、3月定例会での議論が高まりそうだ。
 体育館は同市緑町で1968(昭和43)年に供用開始。市は大型の教育施設の中でも老朽化が進むほか、耐震性が低かったため、建て替えの方針を立てた。
 昨年度には市民を交えた「新体育館検討市民会議」を立ち上げて建設候補地を「レース場南東駐車場」と「現体育センター敷地内」の2案としていた。今年度は設計業者に比較調査を依頼し、「工事工程や周辺環境への影響、防災面など総合的に判断し、レース場南東駐車場が適している」と総括を受けた。
 さらに現体育館を利用するバスケットボールなど利用する8競技団体の代表者が1月24日に稲葉市長に早期建設を願う要望書を提出していた。
 19日に行われた会見で稲葉市長は「震災発生後の近隣道路復旧という観点から緊急輸送基地になりえる。ボートレース場は市財政に2000億円を繰り入れてきた事業」とし、「蒲郡の西地域の新たなまちづくり、にぎわいづくりの一翼を担う施設」と判断理由を述べた。
 一方、市議会最大会派の自民党市議団(伴捷文団長、7人)は「レース場が緊急輸送基地になっているため近くに体育館建設をして同じ基地は必要なはく、また教育的見地から問題ある」などとして現在地での建て替えを主張。26日開会の市議会3月定例会で新年度予算案から新体育館基本設計関連費のみを独立させる修正案を提出する構えだ。
(安藤聡)

蒲郡市が新体育館建設地として決定したボートレース蒲郡南東駐車場=同市竹谷町で
蒲郡市が新体育館建設地として決定したボートレース蒲郡南東駐車場=同市竹谷町で

カテゴリー:政治・行政

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