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旧田原野田中学校舎が複合的教育施設へ

「ふるさと教育センター」(仮称)として生まれ変わることになった旧野田中学校舎=田原市野田町で
「ふるさと教育センター」(仮称)として生まれ変わることになった旧野田中学校舎=田原市野田町で

 学校統廃合により2016(平成28)年3月で閉校した旧田原市立野田中学の校舎(野田町)が2019年度の開設を目標に、複合的教育施設「ふるさと教育センター」(仮称)として生まれ変わることが分かった。
 市教育委員会によると、公共施設適正化実施計画に基づき、市内教育関連施設の機能再編と集約を進めることなどが背景。地元住民からは「利活用を検討してほしい」などの要望があったという。
 センターは、市が手掛ける教育系業務の「教育サポートセンター」「教育相談」「くすの木教室」「子ども若者総合相談窓口」を旧野田中へ集約。同時に、耐震性の問題で現在は利用禁止にしている赤羽根町の農業者トレーニングセンターと、権限移譲で市が管理している旧成章高校赤羽根校舎(赤羽根文化財収蔵庫)で保管・保存している埋蔵文化財や美術資料、民俗資料なども旧野田中へ移動させるという。
 一方、トレーニングセンターと赤羽根校舎は、施設適正化により、関連施設を含めて全体が解体されることになった。いずれも1980年前後の建築物で、約40年の歴史に幕を閉じる。
 新たに誕生する教育センターは、歴史や考古的資料などを備えることから、ふるさと学習の充実などを推進する拠点として役割が期待される。今後は開設に向け、必要な設計や改修、整備などを行うという。
(千葉敬也)

 学校統廃合により2016(平成28)年3月で閉校した旧田原市立野田中学の校舎(野田町)が2019年度の開設を目標に、複合的教育施設「ふるさと教育センター」(仮称)として生まれ変わることが分かった。
 市教育委員会によると、公共施設適正化実施計画に基づき、市内教育関連施設の機能再編と集約を進めることなどが背景。地元住民からは「利活用を検討してほしい」などの要望があったという。
 センターは、市が手掛ける教育系業務の「教育サポートセンター」「教育相談」「くすの木教室」「子ども若者総合相談窓口」を旧野田中へ集約。同時に、耐震性の問題で現在は利用禁止にしている赤羽根町の農業者トレーニングセンターと、権限移譲で市が管理している旧成章高校赤羽根校舎(赤羽根文化財収蔵庫)で保管・保存している埋蔵文化財や美術資料、民俗資料なども旧野田中へ移動させるという。
 一方、トレーニングセンターと赤羽根校舎は、施設適正化により、関連施設を含めて全体が解体されることになった。いずれも1980年前後の建築物で、約40年の歴史に幕を閉じる。
 新たに誕生する教育センターは、歴史や考古的資料などを備えることから、ふるさと学習の充実などを推進する拠点として役割が期待される。今後は開設に向け、必要な設計や改修、整備などを行うという。
(千葉敬也)

「ふるさと教育センター」(仮称)として生まれ変わることになった旧野田中学校舎=田原市野田町で
「ふるさと教育センター」(仮称)として生まれ変わることになった旧野田中学校舎=田原市野田町で

カテゴリー:政治・行政

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