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豊橋生まれの米「女神のほほえみ」品種登録

佐原市長(右から2人目)に品種登録を報告した河合さんら(同3人目)=豊橋市役所で
佐原市長(右から2人目)に品種登録を報告した河合さんら(同3人目)=豊橋市役所で

 豊橋市内などの農家がブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」が品種登録され、26日、生産者や関係者が同市役所で佐原光一市長に報告した。稲種としては同市初の種苗法による品種登録で、その名称も「豊橋1号」。関係者は、普及や産地のPRにつながることに大きな期待を寄せている。
 「女神のほほえみ」は、6年前に偶然発見した銀色の芒(のぎ)をきっかけに誕生した特別変異米。稲穂の先端に細長く伸びた銀色に輝く芒は、刈り取り時期には黄金色に変ぼうする。大粒で程良い甘みがあり、炊飯後も劣化しにくく、おにぎりや弁当にもいいという。
 この日は、同市中原町にある自分のほ場で銀色の芒を発見し、生産者の会会長を務める河合晃さん(80)と申請した会社・東三河食糧(豊橋市)の役員らが市役所を訪れ、1月30日付で登録されたことを佐原市長に伝えた。
 「農業を楽しんでやってるから、発見できたのでしょう。大粒で食感があり、おにぎりにぴったり」と佐原市長。河合さんは「女神のほほえみが全国に知られ、栽培が広がっていけば、見つけて良かった思える」と話した。
 品種登録により、産地や銘柄が表示できるようになり、関係者は「しっかりと産地もPRできる」と喜ぶ。
 銀色から金色に変わる姿にちなみ、「出世米」として、3月25日の「穂の国・豊橋ハーフマラソン」では2位の賞品にすることも提案した。
 女神のほほえみは、豊橋で5戸、豊川、田原、新城で各1戸の計8戸が栽培、年々、生産量が増えている。昨年は25㌶、今年は30㌶で栽培を計画している。米は豊橋、豊川、田原などの米穀店、スーパーで販売している。
(中村晋也)

 豊橋市内などの農家がブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」が品種登録され、26日、生産者や関係者が同市役所で佐原光一市長に報告した。稲種としては同市初の種苗法による品種登録で、その名称も「豊橋1号」。関係者は、普及や産地のPRにつながることに大きな期待を寄せている。
 「女神のほほえみ」は、6年前に偶然発見した銀色の芒(のぎ)をきっかけに誕生した特別変異米。稲穂の先端に細長く伸びた銀色に輝く芒は、刈り取り時期には黄金色に変ぼうする。大粒で程良い甘みがあり、炊飯後も劣化しにくく、おにぎりや弁当にもいいという。
 この日は、同市中原町にある自分のほ場で銀色の芒を発見し、生産者の会会長を務める河合晃さん(80)と申請した会社・東三河食糧(豊橋市)の役員らが市役所を訪れ、1月30日付で登録されたことを佐原市長に伝えた。
 「農業を楽しんでやってるから、発見できたのでしょう。大粒で食感があり、おにぎりにぴったり」と佐原市長。河合さんは「女神のほほえみが全国に知られ、栽培が広がっていけば、見つけて良かった思える」と話した。
 品種登録により、産地や銘柄が表示できるようになり、関係者は「しっかりと産地もPRできる」と喜ぶ。
 銀色から金色に変わる姿にちなみ、「出世米」として、3月25日の「穂の国・豊橋ハーフマラソン」では2位の賞品にすることも提案した。
 女神のほほえみは、豊橋で5戸、豊川、田原、新城で各1戸の計8戸が栽培、年々、生産量が増えている。昨年は25㌶、今年は30㌶で栽培を計画している。米は豊橋、豊川、田原などの米穀店、スーパーで販売している。
(中村晋也)

佐原市長(右から2人目)に品種登録を報告した河合さんら(同3人目)=豊橋市役所で
佐原市長(右から2人目)に品種登録を報告した河合さんら(同3人目)=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済

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