文字の大きさ

楽しい読みもの川柳

著書「言いたい事を言ってすっきり 十七音字の力」を紹介する五島さん=東愛知新聞社で
著書「言いたい事を言ってすっきり 十七音字の力」を紹介する五島さん=東愛知新聞社で

豊川の五島さん作品集を発刊

 豊川市下長山町在住の川柳愛好家で、毎週日曜に本紙で好評掲載中の「時事川柳」選者の1人でもある五島只男(本名・後藤忠勇)さん(74)による、川柳の楽しさを紹介した本「言いたい事を言ってすっきり 十七音字の力」が文芸社から発刊された。自身の川柳作品を抜粋して紹介した本ながら、単なる句集でも入門書でもなく、楽しい読みもの仕立てにしたユニークな内容となっている。
 定年退職後に川柳を始めた五島さん。豊橋の「やしの実川柳社」同人を経て、現在は「豊川やしの実会」会員として活動しており、これまで7000以上の句を生み出してきた。今回、「川柳という文芸に対し、もっと多くの人に親しみを持って接してもらえたら」との思いから、川柳と機智に富んだエッセーとを組み合わせた本を出すことを企画した。
 収録した川柳は日常の出来事や自身の思いなどを詠んだ439句。「伊良湖」「ペット」「ストレス」「孫」「病」など、題材ごとに短文と関連する句を紹介している。「初級編の読み物として、句の質よりも親しみやすさを重視して選句した」と五島さん。作品には本宮山や豊川海軍工廠など、地元の地名もたくさん登場している。
 「川柳の題材はどこにでもあり、十七音で言い切ることで爽快感も味わえる。日々の思いを一行日記代わりにつづってもらっても。趣味を探している人には是非参考にしてもらいたい」と五島さんは川柳の魅力を話す。
 同書は四六判、248㌻で定価1300円(税別)。全国の書店やインターネット販売、精文館本店、豊川堂カルミア店、プリオ豊川店などで販売中。
(田中博子)

豊川の五島さん作品集を発刊

 豊川市下長山町在住の川柳愛好家で、毎週日曜に本紙で好評掲載中の「時事川柳」選者の1人でもある五島只男(本名・後藤忠勇)さん(74)による、川柳の楽しさを紹介した本「言いたい事を言ってすっきり 十七音字の力」が文芸社から発刊された。自身の川柳作品を抜粋して紹介した本ながら、単なる句集でも入門書でもなく、楽しい読みもの仕立てにしたユニークな内容となっている。
 定年退職後に川柳を始めた五島さん。豊橋の「やしの実川柳社」同人を経て、現在は「豊川やしの実会」会員として活動しており、これまで7000以上の句を生み出してきた。今回、「川柳という文芸に対し、もっと多くの人に親しみを持って接してもらえたら」との思いから、川柳と機智に富んだエッセーとを組み合わせた本を出すことを企画した。
 収録した川柳は日常の出来事や自身の思いなどを詠んだ439句。「伊良湖」「ペット」「ストレス」「孫」「病」など、題材ごとに短文と関連する句を紹介している。「初級編の読み物として、句の質よりも親しみやすさを重視して選句した」と五島さん。作品には本宮山や豊川海軍工廠など、地元の地名もたくさん登場している。
 「川柳の題材はどこにでもあり、十七音で言い切ることで爽快感も味わえる。日々の思いを一行日記代わりにつづってもらっても。趣味を探している人には是非参考にしてもらいたい」と五島さんは川柳の魅力を話す。
 同書は四六判、248㌻で定価1300円(税別)。全国の書店やインターネット販売、精文館本店、豊川堂カルミア店、プリオ豊川店などで販売中。
(田中博子)

著書「言いたい事を言ってすっきり 十七音字の力」を紹介する五島さん=東愛知新聞社で
著書「言いたい事を言ってすっきり 十七音字の力」を紹介する五島さん=東愛知新聞社で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

 PR

PR