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「ええじゃないか とよはし映画祭」閉幕

3日間の日程を終え、クロージングセレモニーに参加した園監督、松井さんら=ユナイテッド・シネマ豊橋18で
3日間の日程を終え、クロージングセレモニーに参加した園監督、松井さんら=ユナイテッド・シネマ豊橋18で
独特のテンポで話し、会場の笑いを誘う佐藤さん=プラットで
独特のテンポで話し、会場の笑いを誘う佐藤さん=プラットで

  「ええじゃないか とよはし映画祭」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)は4日、3日間の日程を終え閉幕した。クロージングセレモニーが開かれ、同祭プロデューサーを務める豊橋市出身の映画監督・森谷雄さんは「来年も待っててください」と次回開催を観客にアピールした。
 映画祭ディレクターの映画監督・園子温さん(豊川市出身)は「無事に終わり、感無量。たくさんの皆さんに支えられて最後までやれ、成功と言っていい」とあいさつ。同祭アンバサダーの女優・松井玲奈さん(豊橋市出身)が「たくさんの映画に出会い、楽しい3日間でした」と振り返った。
 2回目となった映画祭は、豊橋や愛知ゆかりの19の映画が穂の国とよはし芸術劇場プラット、開発ビル、ユナイテッド・シネマ豊橋18の3会場で上映され、監督や出演者らゲストが全てに登場。来場者は、映画の鑑賞とともに作品に寄せる思いなどを知ることができた。
 「斉木楠雄のΨ難」「はらはらなのか」などは満席となった。
 セレモニーで、次回に向け、森谷さんは「課題も見えました。3回目に向け、このあとから構想を練る」と意欲。実行委の佐藤元英会長も「映画を通じて豊橋を発信する。優しい言葉、辛らつな言葉もいただいており、ここにしかない、映画関係者から注目される映画祭にしたい」と述べた。佐原光一市長は「皆さんの後押しが力」と会場に呼び掛けた。
 セレモニーには、上映された最新作「プリンシパル-恋する私はヒロインですか?」の篠原哲雄監督、俳優・市川知宏さんらも参加した。
(中村晋也)

俳優・佐藤二朗さんがトーク

 この日は、愛知県東郷町生まれの俳優佐藤二朗さんが、出演した2作品でゲストトークに登場。プラットを会場に上映された「RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編」では、MCを務める親交の深い松井玲奈さんと共に軽妙なトークで会場を沸かせた。
 アドリブ演技が話題になり、舞台あいさつに酒を飲んで登壇するなど、独特のスタイルが人気の佐藤さん。観客から「どこまでがアドリブ?」と聞かれ、「計算的にかんだりすることもあるが、その場の出たとこ勝負の作品もある」と明かした。
 佐藤さんにとって、豊橋市は園監督の映画「ちゃんと伝える」の撮影以来、2度目。「園さんからあれ以来、1回もお声が掛からない」と自虐したほか、映画祭上映作品「アイコ十六歳」では主人公のクラスメート役で出演したことなどを告白した。
 松井さんとは、SKE48時代に日本テレビ系の深夜バラエティ番組で、卒業後もドラマ「ニーチェ先生」で共演。「次、共演するなら?」との問いに「ラブシーンです」と即答。松井さんは「ラブシーンみたいな何か。二朗さんと、もっとちゃんと1本の作品を作る経験がしたい」と返すと「100点満点の答え」と笑みを浮かべた。
 「RANMARU」の堤幸彦監督(名古屋市出身)については「恩人のうちの1人」と紹介。午前中に上映した映画「斉木楠雄のΨ難」の福田雄一監督と共に「今までの既成の表現の壁に少し穴を開けている2人」と自身のスタイルにも重ね、「既成を破る時は気配りも大事」と面白さを追求する上での真摯(しんし)な姿勢も垣間見せた。
(飯塚雪)

  「ええじゃないか とよはし映画祭」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)は4日、3日間の日程を終え閉幕した。クロージングセレモニーが開かれ、同祭プロデューサーを務める豊橋市出身の映画監督・森谷雄さんは「来年も待っててください」と次回開催を観客にアピールした。
 映画祭ディレクターの映画監督・園子温さん(豊川市出身)は「無事に終わり、感無量。たくさんの皆さんに支えられて最後までやれ、成功と言っていい」とあいさつ。同祭アンバサダーの女優・松井玲奈さん(豊橋市出身)が「たくさんの映画に出会い、楽しい3日間でした」と振り返った。
 2回目となった映画祭は、豊橋や愛知ゆかりの19の映画が穂の国とよはし芸術劇場プラット、開発ビル、ユナイテッド・シネマ豊橋18の3会場で上映され、監督や出演者らゲストが全てに登場。来場者は、映画の鑑賞とともに作品に寄せる思いなどを知ることができた。
 「斉木楠雄のΨ難」「はらはらなのか」などは満席となった。
 セレモニーで、次回に向け、森谷さんは「課題も見えました。3回目に向け、このあとから構想を練る」と意欲。実行委の佐藤元英会長も「映画を通じて豊橋を発信する。優しい言葉、辛らつな言葉もいただいており、ここにしかない、映画関係者から注目される映画祭にしたい」と述べた。佐原光一市長は「皆さんの後押しが力」と会場に呼び掛けた。
 セレモニーには、上映された最新作「プリンシパル-恋する私はヒロインですか?」の篠原哲雄監督、俳優・市川知宏さんらも参加した。
(中村晋也)

俳優・佐藤二朗さんがトーク

 この日は、愛知県東郷町生まれの俳優佐藤二朗さんが、出演した2作品でゲストトークに登場。プラットを会場に上映された「RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編」では、MCを務める親交の深い松井玲奈さんと共に軽妙なトークで会場を沸かせた。
 アドリブ演技が話題になり、舞台あいさつに酒を飲んで登壇するなど、独特のスタイルが人気の佐藤さん。観客から「どこまでがアドリブ?」と聞かれ、「計算的にかんだりすることもあるが、その場の出たとこ勝負の作品もある」と明かした。
 佐藤さんにとって、豊橋市は園監督の映画「ちゃんと伝える」の撮影以来、2度目。「園さんからあれ以来、1回もお声が掛からない」と自虐したほか、映画祭上映作品「アイコ十六歳」では主人公のクラスメート役で出演したことなどを告白した。
 松井さんとは、SKE48時代に日本テレビ系の深夜バラエティ番組で、卒業後もドラマ「ニーチェ先生」で共演。「次、共演するなら?」との問いに「ラブシーンです」と即答。松井さんは「ラブシーンみたいな何か。二朗さんと、もっとちゃんと1本の作品を作る経験がしたい」と返すと「100点満点の答え」と笑みを浮かべた。
 「RANMARU」の堤幸彦監督(名古屋市出身)については「恩人のうちの1人」と紹介。午前中に上映した映画「斉木楠雄のΨ難」の福田雄一監督と共に「今までの既成の表現の壁に少し穴を開けている2人」と自身のスタイルにも重ね、「既成を破る時は気配りも大事」と面白さを追求する上での真摯(しんし)な姿勢も垣間見せた。
(飯塚雪)

3日間の日程を終え、クロージングセレモニーに参加した園監督、松井さんら=ユナイテッド・シネマ豊橋18で
3日間の日程を終え、クロージングセレモニーに参加した園監督、松井さんら=ユナイテッド・シネマ豊橋18で
独特のテンポで話し、会場の笑いを誘う佐藤さん=プラットで
独特のテンポで話し、会場の笑いを誘う佐藤さん=プラットで

カテゴリー:社会・経済

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