2020年02月20日(木)  /  本日の予報  晴時々曇  /  最高  13℃   最低  1℃  /  日の出  06:31   日の入  17:37
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街コン体験記㊤

カテゴリー:特集

摩天楼と青空が見える会場。手前はフリードリンク、アルコールはなし
摩天楼と青空が見える会場。手前はフリードリンク、アルコールはなし

少子化問題解決へお見合いパーティー

 少子化や未婚率上昇などで、婚活や出会いの場として知られるイベント「街コン」が全国的に広がっている。街コンを名乗る大型イベントも数多く開催され、最近は自治体や民間団体も結婚支援やお見合いパーティーを後押ししている。国も頭を抱える少子化問題。三十路独身の記者も他人事ではなく、国家的に望ましくない状況に貢献してしまっている。ということで、名古屋で開催された街コンに友人1人(同学年)と初参加。体験記を上下で報告する。「興味があるけど、実際どうなの」という皆さんの参考になれば。
 記者が参加した街コンは、参加費が男性5200円、女性1500円。男性側は大卒以上などが参加条件だった。年齢資格は男女とも20代中盤から40歳未満で、各十数人が参加した。
 オシャレに無頓着で、普段はくたびれた背広を着ているが、数年ぶりに私服を着て出動。非日常感がつくる期待と不安を胸に会場がある高層ビルへ。受付では名札番号が書かれたプロフィールカードを渡された。ニックネームや年齢、星座、出身地、身長、血液型、職業、年収、学歴、趣味、特技、自己PRなどを自由に記入。
 裏面には「背伸びをせず実力以上に自分を良く見せてしまうと信用を失う可能性があります。ありのままの自分を表現しましょう」。好印象を与えるには誠実さと正直さがポイントらしい。あたふたしながら受付を済ませ、会場を見渡すと窓からは名古屋駅前の摩天楼と抜けるような青空が見え、少し落ち着く。
 会場内には、間仕切りの衝立を設けた半個室的な空間が並んでいた。会場アナウンスに従って自分の番号札が置かれた席を探す。
 参加した街コンは、車の運転席と助手席よりも少し近い距離で向かい合わず隣同士に座る格好で、プロフィールカードを着席と同時に相手と交換する。カードに記された情報を頼りにするなどして会話を展開し、席移動の「お時間」を合図に再びカードを相手に返して次の席へ移動。女性は自分の席にとどまったままで、男性が回転寿司のように席を移っていく仕組みだ。会話は1人につき4分間前後の時間設定だった。男性は移動の際などに前後で顔を合わせる場合があるが、女性は姿を見られることは状況的にあまりない。
 午後3時半、スタートを告げる豪勢な音楽が会場に流れ始めた。
 ■結婚に関する統計
 内閣府が公表する2017(平成29)年版少子化社会対策白書の「結婚に対する意識」によると、未婚者(25~34歳)が独身でいる理由は「適当な相手にめぐり会わない」が男性で45・3%、女性で51・2%と男女共通で最多。次いで、男性に関しては「まだ必要性を感じない」「結婚資金が足りない」が約30%。一方、女性は「自由さや気楽さを失いたくない」が約30%、「まだ必要性を感じない」が23%だった。さらに、未婚率を年齢別で見ると、30~34歳では男性が約2人に1人、女性が約3人に1人。35~39歳では男性が約3人に1人、女性は4人に1人が未婚という。
(千葉敬也)

少子化問題解決へお見合いパーティー

 少子化や未婚率上昇などで、婚活や出会いの場として知られるイベント「街コン」が全国的に広がっている。街コンを名乗る大型イベントも数多く開催され、最近は自治体や民間団体も結婚支援やお見合いパーティーを後押ししている。国も頭を抱える少子化問題。三十路独身の記者も他人事ではなく、国家的に望ましくない状況に貢献してしまっている。ということで、名古屋で開催された街コンに友人1人(同学年)と初参加。体験記を上下で報告する。「興味があるけど、実際どうなの」という皆さんの参考になれば。
 記者が参加した街コンは、参加費が男性5200円、女性1500円。男性側は大卒以上などが参加条件だった。年齢資格は男女とも20代中盤から40歳未満で、各十数人が参加した。
 オシャレに無頓着で、普段はくたびれた背広を着ているが、数年ぶりに私服を着て出動。非日常感がつくる期待と不安を胸に会場がある高層ビルへ。受付では名札番号が書かれたプロフィールカードを渡された。ニックネームや年齢、星座、出身地、身長、血液型、職業、年収、学歴、趣味、特技、自己PRなどを自由に記入。
 裏面には「背伸びをせず実力以上に自分を良く見せてしまうと信用を失う可能性があります。ありのままの自分を表現しましょう」。好印象を与えるには誠実さと正直さがポイントらしい。あたふたしながら受付を済ませ、会場を見渡すと窓からは名古屋駅前の摩天楼と抜けるような青空が見え、少し落ち着く。
 会場内には、間仕切りの衝立を設けた半個室的な空間が並んでいた。会場アナウンスに従って自分の番号札が置かれた席を探す。
 参加した街コンは、車の運転席と助手席よりも少し近い距離で向かい合わず隣同士に座る格好で、プロフィールカードを着席と同時に相手と交換する。カードに記された情報を頼りにするなどして会話を展開し、席移動の「お時間」を合図に再びカードを相手に返して次の席へ移動。女性は自分の席にとどまったままで、男性が回転寿司のように席を移っていく仕組みだ。会話は1人につき4分間前後の時間設定だった。男性は移動の際などに前後で顔を合わせる場合があるが、女性は姿を見られることは状況的にあまりない。
 午後3時半、スタートを告げる豪勢な音楽が会場に流れ始めた。
 ■結婚に関する統計
 内閣府が公表する2017(平成29)年版少子化社会対策白書の「結婚に対する意識」によると、未婚者(25~34歳)が独身でいる理由は「適当な相手にめぐり会わない」が男性で45・3%、女性で51・2%と男女共通で最多。次いで、男性に関しては「まだ必要性を感じない」「結婚資金が足りない」が約30%。一方、女性は「自由さや気楽さを失いたくない」が約30%、「まだ必要性を感じない」が23%だった。さらに、未婚率を年齢別で見ると、30~34歳では男性が約2人に1人、女性が約3人に1人。35~39歳では男性が約3人に1人、女性は4人に1人が未婚という。
(千葉敬也)

摩天楼と青空が見える会場。手前はフリードリンク、アルコールはなし
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