健康経営優良法人 蒲郡から4法人認定

　従業員の健康管理を重視する「健康経営」に取り組む企業や団体を検証する経産省の「健康経営優良法人２０１８」で蒲郡商工会議所（小池高弘会頭）と会員３企業が認定された。期間は４月１日から来年３月31日まで。
　同法人は少子高齢化が進む時代背景から生産性への損失を考えるため、会社ぐるみで健康管理を行っていくに取り組みに経産省が大企業や中小企業などを顕彰する制度。
　18年度には同商議所のほか、会員企業の小森（元町）小池商事（中央本町）の２法人が再認定となった。
　今回、新たに認定されたホンダカーズ蒲郡（緑町、山本昌宏社長）は、16年度から社内で受動喫煙対策に対する取り組みとして社員に禁煙を奨励。禁煙外来にかかる治療費を補助したり、禁煙車に臨時賞与を行っている。感染症予防のためにインフルエンザ予防接種は全額会社負担としているほか、社員ボウリング大会や懇親会で親睦、会社全体で年３回の登山などを行っている。
　「働いている人が宝。働きやすい環境づくりに努めています」と山本社長は話している。
　小池会頭は「蒲郡らしく観光と健康を合わせたプログラムづくりも考えられるよう、気運を高めていきたい」と今後の展開を見据えた。
（安藤聡）