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演目多彩、練習も佳境に

18日に控える公演をPRする豊橋素人歌舞伎保存会の皆さん=東愛知新聞社で
18日に控える公演をPRする豊橋素人歌舞伎保存会の皆さん=東愛知新聞社で

豊橋素人歌舞伎がプラットで18日公演

 豊橋素人歌舞伎保存会(山本明彦会長)の第32回「歌舞伎大会」が18日午前11時から、穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれる。公演を前に山本会長や夏目忠男顧問、出演者ら5人が東愛知新聞社を訪問、舞台への意気込みを語った。
 同会は1986年、豊橋市内の歌舞伎愛好家らで結成。87年3月から公演を始めた。現在は30数人が所属し、今回は小学3年から81歳までの23人が出演する。同市の小池公民館で2月中旬から毎日練習を重ね、先週からは通し稽古も開始した。
 今回の公演では初めて本花道を設置。佐原光一豊橋市長、坂柳泰光・同市議会議長、藤原俊男・豊橋文化振興財団理事長による口上の後、おめでたい演目の「寿式三番叟」、女性同士の権力争いを描く「江戸鏡山旧錦絵」、吉良邸への討ち入り前夜を描く「元禄忠臣蔵 南部坂雪の別れの場」、自身を犠牲に叶(かな)わぬ恋の相手を逃がす悲恋もの「神霊矢口の渡し 頓兵衛住家の場」の4演目を披露する。
 いずれも見応え十分の内容だが、注目は「神霊矢口の渡し 頓兵衛住家の場」での人形振り。演者が人形の動きを演じるもので、主役のお舟を演じる三ッ井理恵さんは「女性のかわいらしさ、一生懸命さを出したい」、人形使いの加藤正純さんは「アクロバティックな動きも見せ所」とそれぞれPRする。
 「男性の役者が増え、一層活気が出てきた。当日は是非プラットへ足を運んでいただきたい」と理事で出演もする今泉謙吉さん。山本会長も「素人とは思えない演技をお見せします」と来場を呼び掛けた。当日は午前10時開場、入場無料。
(田中博子)

豊橋素人歌舞伎がプラットで18日公演

 豊橋素人歌舞伎保存会(山本明彦会長)の第32回「歌舞伎大会」が18日午前11時から、穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれる。公演を前に山本会長や夏目忠男顧問、出演者ら5人が東愛知新聞社を訪問、舞台への意気込みを語った。
 同会は1986年、豊橋市内の歌舞伎愛好家らで結成。87年3月から公演を始めた。現在は30数人が所属し、今回は小学3年から81歳までの23人が出演する。同市の小池公民館で2月中旬から毎日練習を重ね、先週からは通し稽古も開始した。
 今回の公演では初めて本花道を設置。佐原光一豊橋市長、坂柳泰光・同市議会議長、藤原俊男・豊橋文化振興財団理事長による口上の後、おめでたい演目の「寿式三番叟」、女性同士の権力争いを描く「江戸鏡山旧錦絵」、吉良邸への討ち入り前夜を描く「元禄忠臣蔵 南部坂雪の別れの場」、自身を犠牲に叶(かな)わぬ恋の相手を逃がす悲恋もの「神霊矢口の渡し 頓兵衛住家の場」の4演目を披露する。
 いずれも見応え十分の内容だが、注目は「神霊矢口の渡し 頓兵衛住家の場」での人形振り。演者が人形の動きを演じるもので、主役のお舟を演じる三ッ井理恵さんは「女性のかわいらしさ、一生懸命さを出したい」、人形使いの加藤正純さんは「アクロバティックな動きも見せ所」とそれぞれPRする。
 「男性の役者が増え、一層活気が出てきた。当日は是非プラットへ足を運んでいただきたい」と理事で出演もする今泉謙吉さん。山本会長も「素人とは思えない演技をお見せします」と来場を呼び掛けた。当日は午前10時開場、入場無料。
(田中博子)

18日に控える公演をPRする豊橋素人歌舞伎保存会の皆さん=東愛知新聞社で
18日に控える公演をPRする豊橋素人歌舞伎保存会の皆さん=東愛知新聞社で

カテゴリー:芸能・文化

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