河津桜見頃、トンネルの向こうは「春」

　新城市長篠の河津桜並木で花が見頃を迎えた。穏やかな日中には多くの見物客が訪れている。
　同所は本長篠から設楽地区を結んでいた田口線の線路跡。旧鳳来町時代の１９９１（平成３）年に地元住民と同町商工会と姉妹商工会の静岡県河津町商工会青年部が交流の証として植樹した。
　現在は市道沿いに30本が植えられ、トンネルの東側には道の両側に植えられる12本の木が薄いピンク色の花が咲き誇っている。訪れた人たちはトンネル内から撮影したり、“桜並木トンネル”散策の両方を楽しんでいる。地元の内金区住民によると17、18の両日に満開を迎えるという。
（安藤聡）