豊橋商業高の弓道部と珠算電卓部が全国大会出場を報告

　県立豊橋商業高校の弓道部女子と珠算電卓部が全国大会に出場する。弓道部女子団体は夏の全国高校総体（インターハイ）で優勝、秋の国体でも遠的・優勝、近的・２位の好成績で、今回も優勝の期待がかかる。珠算電卓部も団体２連覇に意気込んでいる。15日には市役所を訪れ、佐原光一市長らに健闘を誓った。
　弓道部女子が出るのは、名古屋市で23日から始まる第35回全国高校弓道選抜大会。県大会、東海大会ともに団体優勝し、出場を決めた。
　全国大会で個人戦にも出る２年・深井志保さんは、市役所で「昨年の選抜出場経験を生かし、１本１本正確にやりたい」と抱負。主将の２年・今泉志穗さんは選手宣誓をする。
　一方、珠算電卓部は東京都で来年１月15日に開催の第20回全日本電卓競技大会に出場する。競技は加減算、乗除算、見取算、伝票算。加減算は採点方法が連続正解で、１番を間違えると２番以降はすべて不正解となる。
　大会に挑む生徒４人は１秒間に10回近いキーを打つことができ、同校で「史上最速メンバー」と言われる。３年・江口莉子さんは「全国でしか味わえないプレッシャーを十分に楽しみ、優勝してきます」と宣言した。
　佐原市長は「最高のコンディションで大会に臨み、良い報告をしてください」と両部の活躍に期待を寄せた。
（中村晋也）