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「道の駅田原めっくんはうす」リニューアル

大勢の人でにぎわう産地直送品売り場=田原めっくんはうすで
大勢の人でにぎわう産地直送品売り場=田原めっくんはうすで
田原めっくんはうすの外観=田原市東赤石5で
田原めっくんはうすの外観=田原市東赤石5で

 渥美半島の玄関口にあり、観光客らに親しまれている「道の駅田原めっくんはうす」(田原市東赤石5)が改装され、17日、一部店舗を除いて営業を始めた。農業が盛んな田原ならではの産地直送品の売り場を拡大したほか、6次産業加工施設を新設、自慢の青果、畜産物を使った特産品開発などにつなげる。全店舗が営業する4月7日にグランドオープンする。
 築後25年を機に特産品開発や観光などの機能を強化するため、内部を主にした全面改修工事が昨年秋から進められられていた。改修費は、地方創生拠点整備交付金を活用した約2億2000万円。
 新設した6次産業加工施設は、市内の6次産業化拠点に位置付け。地元の青果物、畜産物を使い、カレーや野菜スープなどのレトルト食品、ソーセージ、ハムなどの新たな特産品開発を目指す。道の駅で製造、販売することで消費者ニーズも把握しやすく、開発に生かせられる。
 人気を集めていた産直品の売り場は、従来の約2・5倍にあたる広さ120平方に拡大し、集客増を目指す。プレオープンとなった17日は、早速大勢の住民や観光客らでにぎわった。
 今後、6次産業加工施設で作られ商品も販売し、アンテナショップとしての役割も担う。
 従来は別々だった観光案内所と情報コーナーは、正面出入口近くに集約。今後、同所を拠点にした着地型観光ツアーもつくり出すなどして観光交流人口の拡大を図る。
 すべての人が快適に利用できるユニバーサルデザイン(UD)も導入し、便器の洋式化のほか、授乳室やキッズトイレを新設した。
 めっくんはうすは年間約65万人が来場し、売上約7億5000万円だったが、今後は年間100万人、売上10億円を目標にする。
 長神利行駅長は「野菜、果物などの物販だけでなく、今後は6次産業加工施設で農畜産物の付加価値も高めたい」と話している。
(中村晋也)

 渥美半島の玄関口にあり、観光客らに親しまれている「道の駅田原めっくんはうす」(田原市東赤石5)が改装され、17日、一部店舗を除いて営業を始めた。農業が盛んな田原ならではの産地直送品の売り場を拡大したほか、6次産業加工施設を新設、自慢の青果、畜産物を使った特産品開発などにつなげる。全店舗が営業する4月7日にグランドオープンする。
 築後25年を機に特産品開発や観光などの機能を強化するため、内部を主にした全面改修工事が昨年秋から進められられていた。改修費は、地方創生拠点整備交付金を活用した約2億2000万円。
 新設した6次産業加工施設は、市内の6次産業化拠点に位置付け。地元の青果物、畜産物を使い、カレーや野菜スープなどのレトルト食品、ソーセージ、ハムなどの新たな特産品開発を目指す。道の駅で製造、販売することで消費者ニーズも把握しやすく、開発に生かせられる。
 人気を集めていた産直品の売り場は、従来の約2・5倍にあたる広さ120平方に拡大し、集客増を目指す。プレオープンとなった17日は、早速大勢の住民や観光客らでにぎわった。
 今後、6次産業加工施設で作られ商品も販売し、アンテナショップとしての役割も担う。
 従来は別々だった観光案内所と情報コーナーは、正面出入口近くに集約。今後、同所を拠点にした着地型観光ツアーもつくり出すなどして観光交流人口の拡大を図る。
 すべての人が快適に利用できるユニバーサルデザイン(UD)も導入し、便器の洋式化のほか、授乳室やキッズトイレを新設した。
 めっくんはうすは年間約65万人が来場し、売上約7億5000万円だったが、今後は年間100万人、売上10億円を目標にする。
 長神利行駅長は「野菜、果物などの物販だけでなく、今後は6次産業加工施設で農畜産物の付加価値も高めたい」と話している。
(中村晋也)

大勢の人でにぎわう産地直送品売り場=田原めっくんはうすで
大勢の人でにぎわう産地直送品売り場=田原めっくんはうすで
田原めっくんはうすの外観=田原市東赤石5で
田原めっくんはうすの外観=田原市東赤石5で

カテゴリー:社会・経済

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