豊川「としなが福祉会」 20周年感謝の集い

　豊川市足山田町のとしなが福祉会（小林恭子理事長）は17日、障害者支援施設「ホタルの郷」（同町、鈴木教仁施設長）で「としなが福祉会20周年・感謝の集い」を開いた。来賓や法人支援者を招き、日頃の法人運営への協力に感謝しもてなした。
　この日は施設関係者を含む約50人が出席。式典では小林理事長と小柳津定夫・としなが福祉後援会会長があいさつ。小林理事長は20周年を迎えた感慨と周囲への感謝を述べ、「障害福祉は大きな節目を迎えるが、開設来積み重ねてきたことを基本に、本年を新たな出発点として、地域社会における福祉システムの構築に主体的に取り組み、利用者皆様の明日の幸せを目指し、役職員一丸となり献身努力を重ねたい。今後も変わらぬ援助ご指導を」と語った。合わせて、周年を記念してこの日発刊した利用者の書画作品集のお披露目も行った。
　続いて、法人からの感謝状を１個人２団体へ贈ったほか、法人後援会員を10年継続する個人・団体へ表彰状、５年継続者に感謝状を贈呈。続いて、来賓の山脇実豊川市長、今枝宗一郎衆院議員、中神真・豊橋善意銀行常務理事が祝辞を述べ、鈴木施設長の謝辞で閉会した。
　式典後は、交流会が開かれ、微笑亭さん太さんの落語、＋Ａｌｐｈａの演奏、てまり会の踊りや利用者の演技発表が披露され、出席者は舞台や会食で楽しい時間を過ごした。
（田中博子）