高校生がボランティア活動報告

　豊橋市内にある高校10校のボランティア活動に関わる生徒らでつくる「とよはし高校生ボランティアハートネットワーク協議会」の生徒らが23日、豊橋ゴールデンロータリークラブ（若林正治会長）の例会で、１年間の活動を会員らに報告した。
　同協議会は同クラブが支援しており、ロワジールホテル豊橋で開かれた例会には１・２年生と顧問が参加し、豊橋東や藤ノ花女子、時習館などが発表した。
　藤ノ花女子の岡本侑梨さんと後町菜恵子さんはあいさつ運動、募金活動、文化祭へのお年寄り招待、車いすの寄付などを紹介し、多くの生徒が参加している状況を伝えた。時習館の山本晃生さんと白井壱樹さんは、病院病棟の座布団補修や昨年のメキシコ地震募金など説明し「座布団は洗濯し、中綿を交換するなど快適に過ごせるよう心を込めて行った」と振り返った。
　豊橋工業の戸田絢太さんと長澤映里香さんは「ボランティア参加者のすそ野を広げることを目標に取り組み、１年生が多く参加した」と報告し、課題として「年間を通して細かなボランティア活動にも参加してもらうよう全校生徒に活動内容を紹介したい」と話した。
　例会後も生徒らが活動を発表したほか、交流も深め合った。
（中村晋也）