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名高裁、田邉氏に意見書提出を要請

昨年7月、殺害現場とされる御津町佐脇浜で人形の投棄実験に臨む政夫さん
昨年7月、殺害現場とされる御津町佐脇浜で人形の投棄実験に臨む政夫さん

 2002(平成14)年7月の豊川幼児殺害事件で有罪となり、弁護団が再審を請求した田邉雅樹受刑者(51)について、名古屋高裁は再審の条件となる意見書の提出を田邉氏に求めていることが分かった。期限は4月19日で、早くて5月にも再審決定か、却下かの判断が下される可能性が出てきており、支援者らも再審開始への働きかけを強める。
 幼児殺害の自白から一転、裁判では一貫して無実を訴えてきた田邉氏。犯人に結び付く物的証拠はなく、弁護団は検察の主張する“自白”の矛盾や、無実であることを示す証拠を主張し、2016年7月、逆転有罪判決を下した高裁に再審を請求した。昨年6月には、自動車の座席を使った実験結果など新証拠4点も提出した。
 しばらく高裁からの動きはなかったが、ここに来て大分刑務所に服役中の田邉氏に対し、再審開始の条件となる意見書の提出を要請。無罪と主張する根拠や、取り調べで自白した経緯などを4月19日までに提出するよう求めた。
 ただ、意見書が提出されても、再審が決まるか、請求が却下されるかは不透明。田邉氏を支援する「えん罪豊川幼児殺人事件・田邉さんを守る会」や日本国民救援会豊川支部は、地道な街宣活動で約1万人分の署名を募って再審を訴えてきたが、来月7日の名古屋市内での会合で、支援者に「要請はがき」の記入を依頼し、協力を仰ぐ。
 はがきでは高裁に対し、21点にも上る証拠資料の吟味や、豊川市内の事件現場の視察、いまだ行われていない高裁、弁護団、検察による三者協議の開催などを強く要望し、再審への判断材料にすることを求める。
 守る会は昨年7月、殺害現場とされる御津町佐脇浜などで、市民や弁護士参加の現地調査を実施。田邉氏の父・政夫さんも福井県から参加し、自ら被害幼児と同じ重さの人形を三河湾に投げ込むなどして息子の無実を訴えていた。
(由本裕貴)

 2002(平成14)年7月の豊川幼児殺害事件で有罪となり、弁護団が再審を請求した田邉雅樹受刑者(51)について、名古屋高裁は再審の条件となる意見書の提出を田邉氏に求めていることが分かった。期限は4月19日で、早くて5月にも再審決定か、却下かの判断が下される可能性が出てきており、支援者らも再審開始への働きかけを強める。
 幼児殺害の自白から一転、裁判では一貫して無実を訴えてきた田邉氏。犯人に結び付く物的証拠はなく、弁護団は検察の主張する“自白”の矛盾や、無実であることを示す証拠を主張し、2016年7月、逆転有罪判決を下した高裁に再審を請求した。昨年6月には、自動車の座席を使った実験結果など新証拠4点も提出した。
 しばらく高裁からの動きはなかったが、ここに来て大分刑務所に服役中の田邉氏に対し、再審開始の条件となる意見書の提出を要請。無罪と主張する根拠や、取り調べで自白した経緯などを4月19日までに提出するよう求めた。
 ただ、意見書が提出されても、再審が決まるか、請求が却下されるかは不透明。田邉氏を支援する「えん罪豊川幼児殺人事件・田邉さんを守る会」や日本国民救援会豊川支部は、地道な街宣活動で約1万人分の署名を募って再審を訴えてきたが、来月7日の名古屋市内での会合で、支援者に「要請はがき」の記入を依頼し、協力を仰ぐ。
 はがきでは高裁に対し、21点にも上る証拠資料の吟味や、豊川市内の事件現場の視察、いまだ行われていない高裁、弁護団、検察による三者協議の開催などを強く要望し、再審への判断材料にすることを求める。
 守る会は昨年7月、殺害現場とされる御津町佐脇浜などで、市民や弁護士参加の現地調査を実施。田邉氏の父・政夫さんも福井県から参加し、自ら被害幼児と同じ重さの人形を三河湾に投げ込むなどして息子の無実を訴えていた。
(由本裕貴)

昨年7月、殺害現場とされる御津町佐脇浜で人形の投棄実験に臨む政夫さん
昨年7月、殺害現場とされる御津町佐脇浜で人形の投棄実験に臨む政夫さん

カテゴリー:社会・経済

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