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豊橋総合動植物公園 17年度入園者は83万人超

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の2017(平成29)年度年間入園者数が83万人を超え、開園時などを除く通常営業年度で過去最多となった。市が2日、速報値で発表した。スポーツカートを体験乗車できるサーキットの開設、動物舎の新築などリニューアル事業や夜間開園、大人気アニメ「けものフレンズ」のコラボレーション企画など、近年の取り組みが効果を上げたとみている。
 17年度の入園者数は、83万6000人で3年連続の増加。1992(平成4)年度の開園以来、4番目に多い。
 開園時は99万人、植物園オープン時の96年度が94万人、市制施行100周年記念で園内の自然史博物館に冷凍マンモスの頭部を展示した2006年度は92万人で、これら特別の年度を除いた通常営業年度では最多の数字になった。開園時からの平均入園者数は74万人。
 17年度は、長雨の10月を除き天候に恵まれた上、近年の取り組みが増加の要因と推測。前年度末には、遊園地ゾーンにスポーツカートを体験走行できる「のんほいサーキット」がオープンした。豊橋出身の元F1ドライバー・山本左近さんが監修した1周約400㍍の本格的なサーキットだ。
 木の上で生活する本来の姿を見られるようにしたオランウータン舎、ニホンザル舎など動物舎のリニューアルも進めており、夜間開園「ナイトズー」も実施。
 また、人気アニメ「けものフレンズ」とコラボレーションしたイベントを積極的に展開し、サーキット同様に若い男性ら新たな客層の集客にもつながったという。
 このほか、国内外の旅行社によるツアーの誘致などにも取り組んだ。
 動物の展示などに改善の余地があるとし、今年度も動物舎リニューアルを推進。広々とした放飼場の一方で、動物が生き生きと動き回ったりする姿や、近くで見られる工夫を施していく。計画しているライオン舎の整備では、ガラス越しに間近を歩けるようにするという。
 92年に動物園と遊園地、自然史博物館を備えて開園した豊橋総合動植物公園。年間入園者数は、100万人を目標に掲げている。
(中村晋也)

 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の2017(平成29)年度年間入園者数が83万人を超え、開園時などを除く通常営業年度で過去最多となった。市が2日、速報値で発表した。スポーツカートを体験乗車できるサーキットの開設、動物舎の新築などリニューアル事業や夜間開園、大人気アニメ「けものフレンズ」のコラボレーション企画など、近年の取り組みが効果を上げたとみている。
 17年度の入園者数は、83万6000人で3年連続の増加。1992(平成4)年度の開園以来、4番目に多い。
 開園時は99万人、植物園オープン時の96年度が94万人、市制施行100周年記念で園内の自然史博物館に冷凍マンモスの頭部を展示した2006年度は92万人で、これら特別の年度を除いた通常営業年度では最多の数字になった。開園時からの平均入園者数は74万人。
 17年度は、長雨の10月を除き天候に恵まれた上、近年の取り組みが増加の要因と推測。前年度末には、遊園地ゾーンにスポーツカートを体験走行できる「のんほいサーキット」がオープンした。豊橋出身の元F1ドライバー・山本左近さんが監修した1周約400㍍の本格的なサーキットだ。
 木の上で生活する本来の姿を見られるようにしたオランウータン舎、ニホンザル舎など動物舎のリニューアルも進めており、夜間開園「ナイトズー」も実施。
 また、人気アニメ「けものフレンズ」とコラボレーションしたイベントを積極的に展開し、サーキット同様に若い男性ら新たな客層の集客にもつながったという。
 このほか、国内外の旅行社によるツアーの誘致などにも取り組んだ。
 動物の展示などに改善の余地があるとし、今年度も動物舎リニューアルを推進。広々とした放飼場の一方で、動物が生き生きと動き回ったりする姿や、近くで見られる工夫を施していく。計画しているライオン舎の整備では、ガラス越しに間近を歩けるようにするという。
 92年に動物園と遊園地、自然史博物館を備えて開園した豊橋総合動植物公園。年間入園者数は、100万人を目標に掲げている。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済

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