文字の大きさ

大迫力の男声110人合唱

練習に熱がこもるふんけんクラブのみなさん=豊橋市民文化会館で
練習に熱がこもるふんけんクラブのみなさん=豊橋市民文化会館で

 オレたちの合唱を聴いてくれ! 豊橋を拠点にする男声合唱団・ふんけんクラブ(三浦信介団長)は、1月22日午後2時から穂の国とよはし芸術劇場PLATで、恒例の「たなぼたコンサート」を開く。豊橋市民と三遠南信地区“大男声合唱の集い”と銘打った今回は、浜松、飯田市も含めた30~80代の男性計110人が、4部合唱のアカペラハーモニーを響かせる。男声100人超の合唱は東三河初、全国でも珍しく、大迫力のステージが話題になりそうだ。
 ふんけん(ドイツ語で神の輝きの意)クラブは1990年、ベートーヴェンの第九を愛するメンバーが集まって発足した、東三河唯一の男声合唱団。桜丘高校音楽科主務・吉村純さんを常任指揮者に迎え、過去5回の演奏会を開いており、今回は市制110周年記念市民提案イベントの1つ。同クラブの36人に浜松男声合唱団、飯田市のバッカス男声合唱団のメンバー計33人、一般からワンステージメンバー41人を集めて100人超の男声合唱が実現。今年1月から月1回ペースで練習を重ねてきた。
 披露する大男声合唱曲は、北海道出身の文学者・伊藤整が1926年に出版した恋愛詩集から、多田武彦氏が曲をつけ、関西学院大学グリークラブが60年に初演した組曲「雪明りの路」。切ない青春期の夢と幻想を昇華させた、美しい結晶のような作品集で、「春を待つ」「梅ちゃん」など全6曲。団員たちは今年2月、この詩が書かれた小樽市まで出かけ、文学碑を訪ね歩くなど曲想を温めてきた。「繊細にして重厚な男声合唱の響をお楽しみください」と、三浦団長はアピールする。
 演奏会は3部構成で、この「雪明りの路」は第2部を飾る。第1部は男声合唱のためのヒットメドレー8曲、3部は世界各地の民謡など13曲、いずれもふんけんクラブのメンバーが歌う。全曲吉村さんの指揮で、ピアノ伴奏は“紅一点”の竹内みゆきさん。入場料1000円(全席自由)。チケットの問い合わせは同クラブ事務局(冨田さん090・4466・4609)まで。
(藤田彰彦)

 オレたちの合唱を聴いてくれ! 豊橋を拠点にする男声合唱団・ふんけんクラブ(三浦信介団長)は、1月22日午後2時から穂の国とよはし芸術劇場PLATで、恒例の「たなぼたコンサート」を開く。豊橋市民と三遠南信地区“大男声合唱の集い”と銘打った今回は、浜松、飯田市も含めた30~80代の男性計110人が、4部合唱のアカペラハーモニーを響かせる。男声100人超の合唱は東三河初、全国でも珍しく、大迫力のステージが話題になりそうだ。
 ふんけん(ドイツ語で神の輝きの意)クラブは1990年、ベートーヴェンの第九を愛するメンバーが集まって発足した、東三河唯一の男声合唱団。桜丘高校音楽科主務・吉村純さんを常任指揮者に迎え、過去5回の演奏会を開いており、今回は市制110周年記念市民提案イベントの1つ。同クラブの36人に浜松男声合唱団、飯田市のバッカス男声合唱団のメンバー計33人、一般からワンステージメンバー41人を集めて100人超の男声合唱が実現。今年1月から月1回ペースで練習を重ねてきた。
 披露する大男声合唱曲は、北海道出身の文学者・伊藤整が1926年に出版した恋愛詩集から、多田武彦氏が曲をつけ、関西学院大学グリークラブが60年に初演した組曲「雪明りの路」。切ない青春期の夢と幻想を昇華させた、美しい結晶のような作品集で、「春を待つ」「梅ちゃん」など全6曲。団員たちは今年2月、この詩が書かれた小樽市まで出かけ、文学碑を訪ね歩くなど曲想を温めてきた。「繊細にして重厚な男声合唱の響をお楽しみください」と、三浦団長はアピールする。
 演奏会は3部構成で、この「雪明りの路」は第2部を飾る。第1部は男声合唱のためのヒットメドレー8曲、3部は世界各地の民謡など13曲、いずれもふんけんクラブのメンバーが歌う。全曲吉村さんの指揮で、ピアノ伴奏は“紅一点”の竹内みゆきさん。入場料1000円(全席自由)。チケットの問い合わせは同クラブ事務局(冨田さん090・4466・4609)まで。
(藤田彰彦)

練習に熱がこもるふんけんクラブのみなさん=豊橋市民文化会館で
練習に熱がこもるふんけんクラブのみなさん=豊橋市民文化会館で

カテゴリー:芸能・文化

 PR

PR