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豊橋南高校・普通科教育コースに40人が入学

1期生を代表し決意を述べる林さん=豊橋南高校で
1期生を代表し決意を述べる林さん=豊橋南高校で

 県立豊橋南高校に今年度、県内初の普通科教育コース(愛称ミナミ・エデュ)が新設され、1期生40人が入学した。愛知教育大学と連携し、体験的な学習や表現活動を通じ教員人材の育成を目指す。
 開講式が9日、同校であり、木下勝義校長は1期生を「持続可能な社会を切りひらく、次の世代にバトンをつなぐリーダーになるための学びに挑戦する開拓者」とたたえ、幅広い知識と視野を身につけることなどを求めた。
 生徒たちは、1人ずつ「自分の信念を貫きとおす社会科の教員」「生徒の話をしっかり聞ける聞き上手な先生に」などの目標を発表。1期生代表の林悠斗さん(15)は「1人ひとりの目標や夢の実現を目指し、日々の努力を怠ることなく、輝き続けることを誓います」と決意を述べた。
 県教育委員会は、県立高等学校教育推進実施計画に基づき、時代の変化やグローバル社会の多様な生徒ニーズに合わせた高校づくりを推進しており、今年度、同校と半田東高校に教育コースを新設した。
 ミナミ・エデュが目指すのは、小中高、特別支援学校の教員や将来のリーダーに求められる幅広い教養、人間性、社会性、道徳性などを身につけた人材の育成。
 2020年度の大学入試改革に向け、国公立大学進学を目指し、小論文や討論、プレゼンテーションなどの能力育成に対応したカリキュラムを設定する。
 具体的には、防災教育と地域理解を深める宮城県への「東北スタディーツアー」や、国際的な視野を持つための台湾修学旅行、小学校での体験実習などを通じて多角的な見方を学ぶ。体験後は議論し、レポートを書き、思考力や表現力なども磨くという。
 また、愛知教育大学の教授から専門的な授業を受け、大学生との交流も図っていく。
(飯塚雪)

 県立豊橋南高校に今年度、県内初の普通科教育コース(愛称ミナミ・エデュ)が新設され、1期生40人が入学した。愛知教育大学と連携し、体験的な学習や表現活動を通じ教員人材の育成を目指す。
 開講式が9日、同校であり、木下勝義校長は1期生を「持続可能な社会を切りひらく、次の世代にバトンをつなぐリーダーになるための学びに挑戦する開拓者」とたたえ、幅広い知識と視野を身につけることなどを求めた。
 生徒たちは、1人ずつ「自分の信念を貫きとおす社会科の教員」「生徒の話をしっかり聞ける聞き上手な先生に」などの目標を発表。1期生代表の林悠斗さん(15)は「1人ひとりの目標や夢の実現を目指し、日々の努力を怠ることなく、輝き続けることを誓います」と決意を述べた。
 県教育委員会は、県立高等学校教育推進実施計画に基づき、時代の変化やグローバル社会の多様な生徒ニーズに合わせた高校づくりを推進しており、今年度、同校と半田東高校に教育コースを新設した。
 ミナミ・エデュが目指すのは、小中高、特別支援学校の教員や将来のリーダーに求められる幅広い教養、人間性、社会性、道徳性などを身につけた人材の育成。
 2020年度の大学入試改革に向け、国公立大学進学を目指し、小論文や討論、プレゼンテーションなどの能力育成に対応したカリキュラムを設定する。
 具体的には、防災教育と地域理解を深める宮城県への「東北スタディーツアー」や、国際的な視野を持つための台湾修学旅行、小学校での体験実習などを通じて多角的な見方を学ぶ。体験後は議論し、レポートを書き、思考力や表現力なども磨くという。
 また、愛知教育大学の教授から専門的な授業を受け、大学生との交流も図っていく。
(飯塚雪)

1期生を代表し決意を述べる林さん=豊橋南高校で
1期生を代表し決意を述べる林さん=豊橋南高校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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