豊橋みなとLC CN40周年記念式典

　豊橋みなとライオンズクラブ（伊藤浩一会長）のチャーターナイト（認証状伝達）40周年記念式典などが15日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で開かれ、会員らが40年の歩みを振り返りつつ、一層の活動に決意を新たにした。
　同クラブは１９７７（昭和52）年、豊橋クラブをスポンサーに結成。78年３月にライオンズクラブ国際協会から県内80番目のクラブとして認証を受け、活動を始めた。現在、正会員は64人。
　式典、祝宴には会員や、ライオンズクラブ関係者ら来賓の総勢１３２人が出席。式典では、田中総市実行委員長に続き、伊藤会長が「５人のチャーターナイトメンバーと中堅、若手がのびのびと活発に活動している。ウィ・サーブの原点を忘れることなく、45周年、50周年に向かって心新たに奉仕を続けていく」とあいさつした。
　記念事業は地域の安心安全、福祉に役立つ事業を実施。高師緑地などの公園や市内に計20台の防犯カメラ設置▽ダミー人形衝突試験装置の寄贈▽子どもの心の問題などに関して全国的にも第一人者の杉山登志朗浜松医科大学特任教授を講師にした講演会の開催▽障害者スポーツに力を入れている豊橋市立くすのき特別支援学校にトレーニングで使うエアロバイク２台、フライングディスクアキュラシーゴール１台の寄贈など－。式典では、目録の贈呈が行われた。
　また、35年連続で例会に出席している会員の堀米治さんを表彰した。
　来賓の佐原光一市長は防犯カメラの設置、くすのき特別支援学校への寄贈に感謝し「ウィ・サーブの精神を豊橋に広げてほしい」、神野吾郎豊橋商工会議所会頭は「奉仕の精神を実践し、時代や社会の要請に貢献を」とそれぞれ祝った。
　ライオンズクラブ国際協会３３４－Ａ地区（愛知県）の野村善弘地区ガバナー、杉浦均元ガバナーも祝辞に立ち、一層の活動に期待を寄せた。
　祝宴では、豊橋市内で活動する和太鼓のグループ「吉川太鼓“鼓流”」が演奏し、出席者を迎えた。
（中村晋也）