豊橋「プリーツの会」 発足20周年の演奏会
豊橋市二川地区のアコーディオン演奏グループ「プリーツの会」が15日、発足20周年を記念して二川地区市民館でミニコンサートを開いた。発足以来、メンバー5人で続けてきた演奏を、集まった観客約120人の前で披露した。
市民グループで、現在60~70代の田沼とみ子さん、夏目由里子さん、成田英子さん、平内修さんと今年で93歳になる清川操さんの5人。音楽やアコーディオンの素朴な音色が好きで始めたが、全くの素人で指導者もいない中、5人で悪戦苦闘しながら続けてきた。
田沼さんは「1人でできても、グループでやると全然そろわなくて、1曲を1カ月かかったこともあった。でも、今では曲目も増えた」と話す。
73歳の時に演奏を始めた清川さんは「初めは1曲覚えるのに半年ぐらいかかった。でも、やればなんとかなる」とポジティブ。「若い人からパワーをもらって続けられています」と笑顔を見せる。
この日は、毎週、集まって練習してきた童謡や唱歌、歌謡曲14曲を歌や観客との手遊びを交えながら演奏。田沼さんが曲に合わせて仮装したり、観客が唱歌を一緒に歌ったりしてコンサートを盛り上げた。
「立派な演奏はできないが、メンバーが心一つになって、この20年間楽しく続けてこられたことが私たちにとっては誇りです」と話し、「皆さんの応援で頑張れます」とあいさつした。
演奏途中、子どもたちからメンバー1人ひとりに記念の花束も贈られた。
グループは、デイサービスや中学校の体験講座などでも演奏を行っている。
(井嶋義典)
豊橋市二川地区のアコーディオン演奏グループ「プリーツの会」が15日、発足20周年を記念して二川地区市民館でミニコンサートを開いた。発足以来、メンバー5人で続けてきた演奏を、集まった観客約120人の前で披露した。
市民グループで、現在60~70代の田沼とみ子さん、夏目由里子さん、成田英子さん、平内修さんと今年で93歳になる清川操さんの5人。音楽やアコーディオンの素朴な音色が好きで始めたが、全くの素人で指導者もいない中、5人で悪戦苦闘しながら続けてきた。
田沼さんは「1人でできても、グループでやると全然そろわなくて、1曲を1カ月かかったこともあった。でも、今では曲目も増えた」と話す。
73歳の時に演奏を始めた清川さんは「初めは1曲覚えるのに半年ぐらいかかった。でも、やればなんとかなる」とポジティブ。「若い人からパワーをもらって続けられています」と笑顔を見せる。
この日は、毎週、集まって練習してきた童謡や唱歌、歌謡曲14曲を歌や観客との手遊びを交えながら演奏。田沼さんが曲に合わせて仮装したり、観客が唱歌を一緒に歌ったりしてコンサートを盛り上げた。
「立派な演奏はできないが、メンバーが心一つになって、この20年間楽しく続けてこられたことが私たちにとっては誇りです」と話し、「皆さんの応援で頑張れます」とあいさつした。
演奏途中、子どもたちからメンバー1人ひとりに記念の花束も贈られた。
グループは、デイサービスや中学校の体験講座などでも演奏を行っている。
(井嶋義典)