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蒲郡で「ビギン」が盲導犬体験会

盲導犬との歩行体験=蒲郡市内で(ビギン提供)
盲導犬との歩行体験=蒲郡市内で(ビギン提供)

 東三河視覚障害者自立支援協会「ビギン」(服部めぐみ代表、会員24人)は、蒲郡市勤労福祉会館で「盲導犬体験会」を開いた。障害者手帳を有する20人や講師を含む46人が参加、盲導犬への知識を深めるとともに歩行体験を行った。
 ビギンは中途視覚障害者らの“自立への第一歩”を支援している団体。視覚障害者と晴眼者が所属し、年1回の東三河での盲導犬体験のほか、点字教室やパソコン講習、白杖の使い方教室などを開いている。
 盲導犬体験は今年で8回目で、蒲郡市では2回目。ビギン会員や付き添い、豊橋市の視覚障害者ガイドヘルプ「かるがも」、蒲郡市の「あかつきの星」などのボランティア、関心のある一般参加者らが、中部盲導犬協会の訓練士や盲導犬ユーザーを講師に、講義や歩行訓練を受けた。
 参加者は2班に分かれ、訓練士から盲導犬についての知識やユーザーになる方法などの説明を受けたほか、屋内外でのアイマスクでの歩行体験や盲導犬との歩行訓練、盲導犬ユーザーとの懇談会を交代しながら順に行った。盲導犬体験が3回目という全盲の参加者は「初めての時はハーネスを持った瞬間緊張して手が震え、思うように歩行できなかったが、今回は安心して身を任せ、スムーズに歩くことができた」などと話していた。
 参加者の中には盲導犬ユーザーを検討している人も多く、ユーザーとの懇談会では「どうして白杖でなく盲導犬を選んだのか」「どんなことが大変か」「保険に入った方が良いのか」など具体的な質問が多く飛び出し、ユーザーやパピーウオーカー経験者らは「排せつが大変だった」「苦労はたくさんあったが楽しいことが多く、大変だったことは忘れてしまう」などと答えていた。
(田中博子)

 東三河視覚障害者自立支援協会「ビギン」(服部めぐみ代表、会員24人)は、蒲郡市勤労福祉会館で「盲導犬体験会」を開いた。障害者手帳を有する20人や講師を含む46人が参加、盲導犬への知識を深めるとともに歩行体験を行った。
 ビギンは中途視覚障害者らの“自立への第一歩”を支援している団体。視覚障害者と晴眼者が所属し、年1回の東三河での盲導犬体験のほか、点字教室やパソコン講習、白杖の使い方教室などを開いている。
 盲導犬体験は今年で8回目で、蒲郡市では2回目。ビギン会員や付き添い、豊橋市の視覚障害者ガイドヘルプ「かるがも」、蒲郡市の「あかつきの星」などのボランティア、関心のある一般参加者らが、中部盲導犬協会の訓練士や盲導犬ユーザーを講師に、講義や歩行訓練を受けた。
 参加者は2班に分かれ、訓練士から盲導犬についての知識やユーザーになる方法などの説明を受けたほか、屋内外でのアイマスクでの歩行体験や盲導犬との歩行訓練、盲導犬ユーザーとの懇談会を交代しながら順に行った。盲導犬体験が3回目という全盲の参加者は「初めての時はハーネスを持った瞬間緊張して手が震え、思うように歩行できなかったが、今回は安心して身を任せ、スムーズに歩くことができた」などと話していた。
 参加者の中には盲導犬ユーザーを検討している人も多く、ユーザーとの懇談会では「どうして白杖でなく盲導犬を選んだのか」「どんなことが大変か」「保険に入った方が良いのか」など具体的な質問が多く飛び出し、ユーザーやパピーウオーカー経験者らは「排せつが大変だった」「苦労はたくさんあったが楽しいことが多く、大変だったことは忘れてしまう」などと答えていた。
(田中博子)

盲導犬との歩行体験=蒲郡市内で(ビギン提供)
盲導犬との歩行体験=蒲郡市内で(ビギン提供)

カテゴリー:社会・経済

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