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豊川の小坂井地域交流会館 基本設計が固まる

小坂井生涯学習会館に展示される小坂井地域交流会館の設計案模型
小坂井生涯学習会館に展示される小坂井地域交流会館の設計案模型

 豊川市小坂井地区の公共施設を再編・統合し、新たに建設する「小坂井地域交流会館」(仮称)の基本設計が固まった。アクセスの良さや安全に配慮し、太陽光を取り入れた構造で、小坂井地区を代表するランドマークとなる。
 小坂井支所(小坂井町大堀)の位置に建設される交流会館は鉄骨2階建て。機能としては支所、児童館、生涯学習・コミュニティ、図書館の各機能が入る。
 建物の南側には49台、北側には12台の駐車場を整備。建物前には東西に通り抜けができるスペースを設け、敷地の北西側にある小坂井中学校や、南東側にある小坂井東小学校からもアクセスしやすい。東側広場は散策路や住民の交流スペースとなる開放的な空間となり、車通りの少ない道に面した西側広場は植栽に囲まれた芝生で、子どもたちが安全に楽しめる。南側広場には小上りの広場も設け、屋外ステージとしても活用できる。
 建物1階(約1560平方㍍)には支所、児童館、調理室などを配置。東西に伸びる中央のホールは吹き抜けで、建具を開放し、祭事やイベントでは屋外と一体した利用も可能。遊戯室は明るく天井が高く、可動間仕切りでさまざまな活動に対応する。防音性を高めた集会室も設ける。
 2階(約1230平方㍍)は主に図書館で、書籍の無断持ち出しを探知するブックディクションを導入。小さなラウンジを分散配置し、吹き抜けやテラスで読書や団らんに適した落ち着いた空間となる。試験勉強向けの学習室も設ける。
 ホール上部には開閉式のハイサイドライトを設置し、自然採光を取り込み、風通しをよくする。窓ガラスなどで透明性ある開放的な外観となる。
 今年度は実施設計を行い、来年春ごろから支所を解体。その後本体工事を開始し、2020年度末の完成を目指す。支所機能は児童館に一時的に移転される。
(由本裕貴)

 豊川市小坂井地区の公共施設を再編・統合し、新たに建設する「小坂井地域交流会館」(仮称)の基本設計が固まった。アクセスの良さや安全に配慮し、太陽光を取り入れた構造で、小坂井地区を代表するランドマークとなる。
 小坂井支所(小坂井町大堀)の位置に建設される交流会館は鉄骨2階建て。機能としては支所、児童館、生涯学習・コミュニティ、図書館の各機能が入る。
 建物の南側には49台、北側には12台の駐車場を整備。建物前には東西に通り抜けができるスペースを設け、敷地の北西側にある小坂井中学校や、南東側にある小坂井東小学校からもアクセスしやすい。東側広場は散策路や住民の交流スペースとなる開放的な空間となり、車通りの少ない道に面した西側広場は植栽に囲まれた芝生で、子どもたちが安全に楽しめる。南側広場には小上りの広場も設け、屋外ステージとしても活用できる。
 建物1階(約1560平方㍍)には支所、児童館、調理室などを配置。東西に伸びる中央のホールは吹き抜けで、建具を開放し、祭事やイベントでは屋外と一体した利用も可能。遊戯室は明るく天井が高く、可動間仕切りでさまざまな活動に対応する。防音性を高めた集会室も設ける。
 2階(約1230平方㍍)は主に図書館で、書籍の無断持ち出しを探知するブックディクションを導入。小さなラウンジを分散配置し、吹き抜けやテラスで読書や団らんに適した落ち着いた空間となる。試験勉強向けの学習室も設ける。
 ホール上部には開閉式のハイサイドライトを設置し、自然採光を取り込み、風通しをよくする。窓ガラスなどで透明性ある開放的な外観となる。
 今年度は実施設計を行い、来年春ごろから支所を解体。その後本体工事を開始し、2020年度末の完成を目指す。支所機能は児童館に一時的に移転される。
(由本裕貴)

小坂井生涯学習会館に展示される小坂井地域交流会館の設計案模型
小坂井生涯学習会館に展示される小坂井地域交流会館の設計案模型

カテゴリー:政治・行政

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