しんしろお助け隊が鳳来こども園で餅つき

　新城市内の住民らでつくるグループ「しんしろお助け隊」（小山勝由会長）は20日、同市玖老勢の鳳来こども園を訪れ、餅つきを行った。園児と一緒に味わったほか、独り暮らしの世帯に配る餅づくりにも取り組んだ。
　グループは奉仕団体で知り合った人たちが２年前に結成。団体で培った活動を継続しようとこれまで舟着、東郷西の両こども園で行ってきた。
　メンバーたちは杵（きね）や臼、餅つき機などの用具を持ち寄って園を訪れたほか、サンタクロースやトナカイにふんして園児と一緒に計37臼をつきあげた。
　市社会福祉協議会職員や鳳来、鳳来西のこども園園児34人できな粉やあんこで味わった。
　一方、鏡餅づくりも行い、年末までに同協議会を通じて独り暮らし世帯を中心に配布するという。
　小山会長は「年末の歳時記を園児と一緒に過ごそうと行っている。メンバーも率先して取り組んでおり、続けていきたい」と話した。
（安藤聡）