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「いま」を大切に生きる

「今を生きるよろこび」を演題に話す河野さん=穂の国とよはし芸術劇場プラットで
「今を生きるよろこび」を演題に話す河野さん=穂の国とよはし芸術劇場プラットで

松本サリン事件で冤罪の河野さんが講演

 報道被害の防止・救済に取り組んでいる豊橋出身の河野義行さんが23日、豊橋市内で開かれた豊橋シニアライオンズクラブCN15周年記念の講演会で講師を務め、会員や一般参加者を前に話した。
 1994(平成6)年6月に起きた「松本サリン事件」でサリン被害を受けただけでなく、容疑者扱いされたが、その無実を証明するために闘った河野さん。今回は「今を生きるよろこび」と題し、過去にこだわったり、将来に対して心配したりするのではなく、「いま」を大切にする生き方について話した。
 河野さんは、20代の頃から自分の好きなように生きようと決めていたという。家庭を持ち、徹底的に楽しいことをして生きていた最中、「松本サリン事件」に巻き込まれた。警察からの追及やマスコミの疑惑報道で世間からたたかれた。
 疑惑や嫌がらせに対し、逃げるのではなく正面から真摯(しんし)に対応すると決め、警察による不当な事情聴取にあっても「なるようになるさ」とそれほど暗い状況ではなかったと語った。だが、闘うために準備だけはしっかりしたという。
 「地下鉄サリン事件」が起きて無罪が証明されたが、人権侵害や報道被害で「つらく長い一年でした。つぶれてしまっても決して不思議ではない環境だった」と明かした。しかし、「奥さんや信じてくれる同僚がいたからつぶれずに頑張れた」と話す。
 妻は意識が戻らなかったが、「14年間生きてくれた」と話し、「生きていることで家族みんなが支えられ、感謝で見送った」と述べた。
 「私は、いろいろつらい目に遭ったかもしれませんが、人生は楽しんでなんぼだと思っている。皆さんも今を生きてください」と語り掛け、講演を締めくくった。
(井嶋義典)

松本サリン事件で冤罪の河野さんが講演

 報道被害の防止・救済に取り組んでいる豊橋出身の河野義行さんが23日、豊橋市内で開かれた豊橋シニアライオンズクラブCN15周年記念の講演会で講師を務め、会員や一般参加者を前に話した。
 1994(平成6)年6月に起きた「松本サリン事件」でサリン被害を受けただけでなく、容疑者扱いされたが、その無実を証明するために闘った河野さん。今回は「今を生きるよろこび」と題し、過去にこだわったり、将来に対して心配したりするのではなく、「いま」を大切にする生き方について話した。
 河野さんは、20代の頃から自分の好きなように生きようと決めていたという。家庭を持ち、徹底的に楽しいことをして生きていた最中、「松本サリン事件」に巻き込まれた。警察からの追及やマスコミの疑惑報道で世間からたたかれた。
 疑惑や嫌がらせに対し、逃げるのではなく正面から真摯(しんし)に対応すると決め、警察による不当な事情聴取にあっても「なるようになるさ」とそれほど暗い状況ではなかったと語った。だが、闘うために準備だけはしっかりしたという。
 「地下鉄サリン事件」が起きて無罪が証明されたが、人権侵害や報道被害で「つらく長い一年でした。つぶれてしまっても決して不思議ではない環境だった」と明かした。しかし、「奥さんや信じてくれる同僚がいたからつぶれずに頑張れた」と話す。
 妻は意識が戻らなかったが、「14年間生きてくれた」と話し、「生きていることで家族みんなが支えられ、感謝で見送った」と述べた。
 「私は、いろいろつらい目に遭ったかもしれませんが、人生は楽しんでなんぼだと思っている。皆さんも今を生きてください」と語り掛け、講演を締めくくった。
(井嶋義典)

「今を生きるよろこび」を演題に話す河野さん=穂の国とよはし芸術劇場プラットで
「今を生きるよろこび」を演題に話す河野さん=穂の国とよはし芸術劇場プラットで

カテゴリー:社会・経済

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