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古里の豊橋で活動の彫刻家・伊藤さん個展

豊橋で作家活動をスタートさせた伊藤さん=豊橋信用金庫藤沢支店で
豊橋で作家活動をスタートさせた伊藤さん=豊橋信用金庫藤沢支店で
伊藤さんの作品
伊藤さんの作品

 金沢美術工芸大学で彫刻を学び、この春から古里の豊橋で表現者としての活動をスタートさせた彫刻家・伊藤拓郎さんの個展「彫刻作品展 panto mime」が、豊橋信用金庫藤沢支店(豊橋市潮崎町、原田尚彦支店長)で開かれている。5月11日まで。
 伊藤さんは同大学の美術工芸学部美術科で彫刻を専攻。地元のアートシーンの盛り上がりに一役買えたら…と、卒業後は豊橋に戻り、自宅にアトリエを構えて制作活動を開始した。今回、自宅近くの同支店で石膏のシリーズ作品5作を披露した。
 何気ない日常の素材をモチーフに、人と人との関係、人とモノとの関係など、目には見えない繋(つな)がりを彫刻で表現。展示作品は、本を読むように広げた蝶番でつながる2枚の石膏板で、各内側には乾電池、石、トライアングル、電球、缶詰を挟んだような形にデザインし、見る高さを計算して自作した机に並べている。石膏と石膏の間の空間に、見えない何かを見せている作品ともいえ、見る人によってその光景は異なるかもしれない。
 「見えないつながりを表現する作品を、信頼という見えないもので人と店とをつなげる信用金庫さんで披露できたのは嬉(うれ)しいこと。今後も地元で作品を披露していきたい」と伊藤さんは語る。
(田中博子)

 金沢美術工芸大学で彫刻を学び、この春から古里の豊橋で表現者としての活動をスタートさせた彫刻家・伊藤拓郎さんの個展「彫刻作品展 panto mime」が、豊橋信用金庫藤沢支店(豊橋市潮崎町、原田尚彦支店長)で開かれている。5月11日まで。
 伊藤さんは同大学の美術工芸学部美術科で彫刻を専攻。地元のアートシーンの盛り上がりに一役買えたら…と、卒業後は豊橋に戻り、自宅にアトリエを構えて制作活動を開始した。今回、自宅近くの同支店で石膏のシリーズ作品5作を披露した。
 何気ない日常の素材をモチーフに、人と人との関係、人とモノとの関係など、目には見えない繋(つな)がりを彫刻で表現。展示作品は、本を読むように広げた蝶番でつながる2枚の石膏板で、各内側には乾電池、石、トライアングル、電球、缶詰を挟んだような形にデザインし、見る高さを計算して自作した机に並べている。石膏と石膏の間の空間に、見えない何かを見せている作品ともいえ、見る人によってその光景は異なるかもしれない。
 「見えないつながりを表現する作品を、信頼という見えないもので人と店とをつなげる信用金庫さんで披露できたのは嬉(うれ)しいこと。今後も地元で作品を披露していきたい」と伊藤さんは語る。
(田中博子)

豊橋で作家活動をスタートさせた伊藤さん=豊橋信用金庫藤沢支店で
豊橋で作家活動をスタートさせた伊藤さん=豊橋信用金庫藤沢支店で
伊藤さんの作品
伊藤さんの作品

カテゴリー:芸能・文化

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