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保育士になる夢を諦めないで 豊橋市が高校生支援

 保育士になる夢を家庭の経済的な事情で諦めてしまう高校生を支援しようと、豊橋市は、自立応援事業を始める。高校卒業後、市内の保育園などでアルバイトとして働けるようにして、保育士試験に必要な実務経験の資格獲得を支援するなど、最大で5年間バックアップ。今年度は来春卒業予定の市内在住の5人を計画している。
 市が今年実施した調査では、なりたい職業を断念する高校生がいる現状が判明。高校卒業後、働きながら資格を取得でき、アンケート調査でも将来の仕事として上位に入っている保育士の資格取得を支援することにした。
 保育士試験を受けるには、大学や短大などを卒業のほか、高校を卒業して臨む場合、児童福祉施設で2年以上2880時間の保育に関する実務経験が条件となる。
 このため、高校卒業後、市内の保育園などでアルバイトで勤務、支援生として働きながら実務、勉強をこなし保育士を目指してもらう。自宅に近い園を選定し、保育士補助として働く。
 市は、保育園などに支援生の賃金全額(時給950円、1日6時間の週5日勤務)を支給し、支援生に参考書などの資格取得費として半分を出して支援する。
 実務経験時間を獲得できる2年間に、試験を受験する期間として3年間の最大5年間にわたって支援していく。
 5月19日には、午後7時から来春卒業予定の高校生と保護者を対象にした説明会を市役所で開催する。
 その後、夏休みに入ってすぐ、希望者は保育園などで5日間の実習に臨み、本人の意志や適性などを確認した上で7月末に最大で5人の対象者を決める。
 担当の市こども未来政策課は「生涯にわたって役立つ資格。生きがい、夢を持てるようにできれば」と話している。申し込み、問い合わせは同課(0532・51・2325)へ。
(中村晋也)

 保育士になる夢を家庭の経済的な事情で諦めてしまう高校生を支援しようと、豊橋市は、自立応援事業を始める。高校卒業後、市内の保育園などでアルバイトとして働けるようにして、保育士試験に必要な実務経験の資格獲得を支援するなど、最大で5年間バックアップ。今年度は来春卒業予定の市内在住の5人を計画している。
 市が今年実施した調査では、なりたい職業を断念する高校生がいる現状が判明。高校卒業後、働きながら資格を取得でき、アンケート調査でも将来の仕事として上位に入っている保育士の資格取得を支援することにした。
 保育士試験を受けるには、大学や短大などを卒業のほか、高校を卒業して臨む場合、児童福祉施設で2年以上2880時間の保育に関する実務経験が条件となる。
 このため、高校卒業後、市内の保育園などでアルバイトで勤務、支援生として働きながら実務、勉強をこなし保育士を目指してもらう。自宅に近い園を選定し、保育士補助として働く。
 市は、保育園などに支援生の賃金全額(時給950円、1日6時間の週5日勤務)を支給し、支援生に参考書などの資格取得費として半分を出して支援する。
 実務経験時間を獲得できる2年間に、試験を受験する期間として3年間の最大5年間にわたって支援していく。
 5月19日には、午後7時から来春卒業予定の高校生と保護者を対象にした説明会を市役所で開催する。
 その後、夏休みに入ってすぐ、希望者は保育園などで5日間の実習に臨み、本人の意志や適性などを確認した上で7月末に最大で5人の対象者を決める。
 担当の市こども未来政策課は「生涯にわたって役立つ資格。生きがい、夢を持てるようにできれば」と話している。申し込み、問い合わせは同課(0532・51・2325)へ。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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