「カラテ甲子園」豊橋勢が大活躍

　「カラテ甲子園」で知られる実戦空手の第10回ＪＫＪＯ全日本ジュニア空手道選手権大会で優勝、準優勝を果たした豊橋市内の園児と小学生、高校生の４人が22日、同市役所を訪れ、堀内一孝副市長に喜びを報告した。
　大会は11月19、20の両日、東京で開催。全日本空手審判機構（ＪＫＪＯ）フルコンタクト委員会が開催している。
　４人は、高校男子60㌔未満で優勝の桜丘３年・宮崎皓紀さん▽高校女子57㌔以上で優勝の豊橋中央１年・宮崎美月さん▽小学１年女子で優勝の高師小の門谷美沙乃さん▽幼児女子で準優勝の杉山保育園年長・鈴木萌唯（めい）さん－。
　同市に愛知県本部道場がある桜塾の道場に通い、指定の大会などで上位となり、出場権を獲得。各部門ともトーナメント戦で競った。
　２連覇を成し遂げた宮崎（皓）さんは、オランダで開催されたＫＷＦ全ヨーロッパ極真空手道選手権大会にも出場し、一般の部で準優勝。「今後も空手を通じて自分自身が成長できたらいい」と目標を話した。
　一方、昨年、準優勝だった宮崎（美）さんは「ライバルは多いが、２連覇できるようにしたい」と意欲を示した。
　門谷さんは「来年も優勝したい」、鈴木さんは「来年は優勝したい」と張り切っていた。
（中村晋也）