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デンソー豊橋製作所がのんほいパークで環境イベント

キリンを前に環境について考える参加者=のんほいパークで
キリンを前に環境について考える参加者=のんほいパークで

 豊橋市明海町のデンソー豊橋製作所は12日、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で環境変化が生き物や植物に与える影響について考えるイベントを開いた。
 ウミガメの産卵地として知られる太平洋岸・表浜海岸での海岸保全活動など、同社が行う環境教育の一環。この日は、本社のある刈谷市や安城市、豊橋市などから社員の家族や地域住民ら約130人が参加した。
 市自然史博物館の学芸員からニホンウナギやクロマグロなど、身近な絶滅危惧種を通じて原因などを学んだり、植物園では貴重な植物を見て回ったりして、多様性について勉強した。
 午後には、数が少なくなりつつあるアジアゾウやカバ、ホッキョクグマなどを観察。このうちアミメキリンの飼育員からは、「年々、数が減ってきているが、その理由は森林伐採ですみかを追われ、現地では食料として狩りにあっているとも聞く」と説明。国内飼育は減少が続いていたものの、ここ数年で10頭ほど増えたことなどを話し、参加者は熱心にメモを取った。
 豊橋市立二川南小学校5年の嶋田一輝君(10)と妹の3年梨央さん(9)は「ホッキョクグマが少ないなんて知らなかったので、大切にしたい」と感想。同製作所の古海盛昭所長は「将来を担う子どもたちが環境を意識し、地球に悪影響となる行動を考えるきっかけになれば」と話した。
(飯塚雪)

 豊橋市明海町のデンソー豊橋製作所は12日、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で環境変化が生き物や植物に与える影響について考えるイベントを開いた。
 ウミガメの産卵地として知られる太平洋岸・表浜海岸での海岸保全活動など、同社が行う環境教育の一環。この日は、本社のある刈谷市や安城市、豊橋市などから社員の家族や地域住民ら約130人が参加した。
 市自然史博物館の学芸員からニホンウナギやクロマグロなど、身近な絶滅危惧種を通じて原因などを学んだり、植物園では貴重な植物を見て回ったりして、多様性について勉強した。
 午後には、数が少なくなりつつあるアジアゾウやカバ、ホッキョクグマなどを観察。このうちアミメキリンの飼育員からは、「年々、数が減ってきているが、その理由は森林伐採ですみかを追われ、現地では食料として狩りにあっているとも聞く」と説明。国内飼育は減少が続いていたものの、ここ数年で10頭ほど増えたことなどを話し、参加者は熱心にメモを取った。
 豊橋市立二川南小学校5年の嶋田一輝君(10)と妹の3年梨央さん(9)は「ホッキョクグマが少ないなんて知らなかったので、大切にしたい」と感想。同製作所の古海盛昭所長は「将来を担う子どもたちが環境を意識し、地球に悪影響となる行動を考えるきっかけになれば」と話した。
(飯塚雪)

キリンを前に環境について考える参加者=のんほいパークで
キリンを前に環境について考える参加者=のんほいパークで

カテゴリー:社会・経済

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