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豊橋で「女神のほほえみ」田植え

女神のほほえみの苗を植える親子ら=豊橋市中原町で
女神のほほえみの苗を植える親子ら=豊橋市中原町で

 生産者や卸業者、販売店が一体となってブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」の田植えイベントが19日、豊橋市内で開かれた。品種登録(豊橋1号)を記念し、今年はこの品種が発見された中原町の田んぼで行われ、家族連れらが挑戦した。
 女神のほほえみは、成長過程で出穂(しゅっすい)時に銀色の芒(のぎ)が生え、実りの頃には稲穂が黄金色に変わる。特別変異米で、6年前、生産者の会の河合晃会長が栽培中の田んぼで偶然見つけた。
 「めったにない」という大粒で程良い甘みに、炊飯後も劣化しにくい特長があり、おにぎりや弁当にもいい。
 田植えには、家族連れや取扱店などの人ら約30グループ、約140人が参加。区分けされた田んぼに恐る恐る入り、初夏の日差しの下、青々とした苗を植えていった。足を取られ、尻もちをつく子どもたちの姿もあり、参加者は泥だらけになりながら取り組んでいた。
 豊橋市内の三浦真寿美さんと小学4年の羽夏さん、2年の小乃羽さん親子は、初体験の田植え。「泥遊びみたい。楽しかったです。女神のほほえみは、塩むすびにして食べるのが好き」と口をそろえて話した。
 8月上旬頃には稲穂の先端に細長く伸びた銀色に輝く芒が見られ、9月20日前後に収穫期を迎える。生産者の会は稲苅りイベントも予定。
 生産量は年々増え、今季は東三河の生産者8戸が30㌶で栽培を計画。自慢の味に加え、銀色に輝く芒の光景も見られる魅力的な品種に、生産者や卸・小売業者らが協力、地域も巻き込みながらブランド化に取り組んでいる。
(中村晋也)

 生産者や卸業者、販売店が一体となってブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」の田植えイベントが19日、豊橋市内で開かれた。品種登録(豊橋1号)を記念し、今年はこの品種が発見された中原町の田んぼで行われ、家族連れらが挑戦した。
 女神のほほえみは、成長過程で出穂(しゅっすい)時に銀色の芒(のぎ)が生え、実りの頃には稲穂が黄金色に変わる。特別変異米で、6年前、生産者の会の河合晃会長が栽培中の田んぼで偶然見つけた。
 「めったにない」という大粒で程良い甘みに、炊飯後も劣化しにくい特長があり、おにぎりや弁当にもいい。
 田植えには、家族連れや取扱店などの人ら約30グループ、約140人が参加。区分けされた田んぼに恐る恐る入り、初夏の日差しの下、青々とした苗を植えていった。足を取られ、尻もちをつく子どもたちの姿もあり、参加者は泥だらけになりながら取り組んでいた。
 豊橋市内の三浦真寿美さんと小学4年の羽夏さん、2年の小乃羽さん親子は、初体験の田植え。「泥遊びみたい。楽しかったです。女神のほほえみは、塩むすびにして食べるのが好き」と口をそろえて話した。
 8月上旬頃には稲穂の先端に細長く伸びた銀色に輝く芒が見られ、9月20日前後に収穫期を迎える。生産者の会は稲苅りイベントも予定。
 生産量は年々増え、今季は東三河の生産者8戸が30㌶で栽培を計画。自慢の味に加え、銀色に輝く芒の光景も見られる魅力的な品種に、生産者や卸・小売業者らが協力、地域も巻き込みながらブランド化に取り組んでいる。
(中村晋也)

女神のほほえみの苗を植える親子ら=豊橋市中原町で
女神のほほえみの苗を植える親子ら=豊橋市中原町で

カテゴリー:社会・経済

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