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豊橋で愛好仲間が最後の絵画展

最後の合同展を開いた阿部さん(後方左)と小澤さん(同右)、新井さん(前)=cafeなごみで
最後の合同展を開いた阿部さん(後方左)と小澤さん(同右)、新井さん(前)=cafeなごみで

3人の思いこもった作品

 豊橋市豊岡町の喫茶「cafeなごみ」で、市内の絵画愛好仲間による水彩画展「第9回三人展」が開かれている。毎年恒例となった同店での合同展も、メンバーの高齢化で今回で区切りとなる。26日まで。
 出品しているのは、市内在住の新井秀子さん(90)と阿部純一さん(80)、小澤正子さん(66)。3人は同市豊岡地区市民館の水彩画講座OBで、これまで月2回、土曜日の午後に市内を中心に水彩スケッチに出かけてきた。新井さんが屋外スケッチが難しくなってきたことから、今回をもって活動にピリオドを打つことに。
 同店での展示は毎年この時期恒例で、今回も近郊の風景を描いた近作の中から、各人4~6点の力作を披露した。新井さんは牛川の渡船場付近や向山のサクラ、庭のヒマワリ、前芝の船だまりなどを淡い色彩で優しく描写。小澤さんは佐奈川の春景や多米の田んぼ、奥三河の小川など、“水”を意識した作品を出品した。阿部さんは吉田城や大口公園、田んぼのはざ掛けなど、色をしっかり重ねた力強い作品を発表。それぞれの個性が生きる合同展となっている。
 定期的な活動は終わるものの、3人は「今後も作品を持ち寄って批評会をするなど、何らかの交流は続けていきたい」と話していた。
(田中博子)

3人の思いこもった作品

 豊橋市豊岡町の喫茶「cafeなごみ」で、市内の絵画愛好仲間による水彩画展「第9回三人展」が開かれている。毎年恒例となった同店での合同展も、メンバーの高齢化で今回で区切りとなる。26日まで。
 出品しているのは、市内在住の新井秀子さん(90)と阿部純一さん(80)、小澤正子さん(66)。3人は同市豊岡地区市民館の水彩画講座OBで、これまで月2回、土曜日の午後に市内を中心に水彩スケッチに出かけてきた。新井さんが屋外スケッチが難しくなってきたことから、今回をもって活動にピリオドを打つことに。
 同店での展示は毎年この時期恒例で、今回も近郊の風景を描いた近作の中から、各人4~6点の力作を披露した。新井さんは牛川の渡船場付近や向山のサクラ、庭のヒマワリ、前芝の船だまりなどを淡い色彩で優しく描写。小澤さんは佐奈川の春景や多米の田んぼ、奥三河の小川など、“水”を意識した作品を出品した。阿部さんは吉田城や大口公園、田んぼのはざ掛けなど、色をしっかり重ねた力強い作品を発表。それぞれの個性が生きる合同展となっている。
 定期的な活動は終わるものの、3人は「今後も作品を持ち寄って批評会をするなど、何らかの交流は続けていきたい」と話していた。
(田中博子)

最後の合同展を開いた阿部さん(後方左)と小澤さん(同右)、新井さん(前)=cafeなごみで
最後の合同展を開いた阿部さん(後方左)と小澤さん(同右)、新井さん(前)=cafeなごみで

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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