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豊橋で家庭ごみの一部、仮埋め立て始まる

廃棄物最終処分場に運び込まれた「もやすごみ」=豊橋市高塚町で
廃棄物最終処分場に運び込まれた「もやすごみ」=豊橋市高塚町で

 豊橋市資源化センター(豊栄町)の焼却炉1基(1号炉)の故障を受け、市は24日、収集した家庭から出た「もやすごみ」の一部を市廃棄物最終処分場(高塚町)で仮埋め立てを開始した。炉の復旧が見込まれる12月下旬までの措置で、ごみは再稼働後に同センターで焼却処理する。
 資源化センターでは3基の焼却炉が稼働していたが、2基のままでは8月上旬に収集した家庭ごみがセンターの収容場であふれるため、一部を最終処分場に仮埋め立てする。運搬や埋立作業などを平準化するため、市は今月から家庭ごみをセンターと最終処分場に分ける計画を示していた。
 最終処分場は通常、家庭から出る「うめるごみ」、それ以外のごみの中間処理から生じた残さを埋め立て処分。この日は、収集車が来ては集めたもやすごみを排出し、幅20㍍、高さ3㍍を一つのブロックに重機で積み上げた。臭いや飛散の防止、カラス対策として上部を土で覆う。
 仮埋め立てにあたり、市は周辺の住民、学校に説明。特にカラス対策や、通行する収集車の増加に伴う交通安全対策に要望が出た。カラスがごみをくわえると、周辺の畑やハウスなどに落下し、農作物に被害を及ぼすため、最終処分場にはカラス対策や飛散防止としてネット、テグスも張った。
 仮埋立量は1万6720㌧を見込む。再稼働後、埋め立てたごみはセンターで焼却するが、1年以上かかる見通し。
 市は「ごみ処理非常事態宣言」を出し、もやすごみの減量を市民に呼び掛けている。仮埋立量を減らすことになり、生ごみ、プラスチック類の分別徹底や、紙類やチラシなどのリサイクルに協力を求めている。
 1号炉は、熱分解ドラムの内部でごみを蒸し焼きにしているが、3月24日、合金製の加熱管(直径10㌢)が破断し、ドラム本体も損傷した。
(中村晋也)

 豊橋市資源化センター(豊栄町)の焼却炉1基(1号炉)の故障を受け、市は24日、収集した家庭から出た「もやすごみ」の一部を市廃棄物最終処分場(高塚町)で仮埋め立てを開始した。炉の復旧が見込まれる12月下旬までの措置で、ごみは再稼働後に同センターで焼却処理する。
 資源化センターでは3基の焼却炉が稼働していたが、2基のままでは8月上旬に収集した家庭ごみがセンターの収容場であふれるため、一部を最終処分場に仮埋め立てする。運搬や埋立作業などを平準化するため、市は今月から家庭ごみをセンターと最終処分場に分ける計画を示していた。
 最終処分場は通常、家庭から出る「うめるごみ」、それ以外のごみの中間処理から生じた残さを埋め立て処分。この日は、収集車が来ては集めたもやすごみを排出し、幅20㍍、高さ3㍍を一つのブロックに重機で積み上げた。臭いや飛散の防止、カラス対策として上部を土で覆う。
 仮埋め立てにあたり、市は周辺の住民、学校に説明。特にカラス対策や、通行する収集車の増加に伴う交通安全対策に要望が出た。カラスがごみをくわえると、周辺の畑やハウスなどに落下し、農作物に被害を及ぼすため、最終処分場にはカラス対策や飛散防止としてネット、テグスも張った。
 仮埋立量は1万6720㌧を見込む。再稼働後、埋め立てたごみはセンターで焼却するが、1年以上かかる見通し。
 市は「ごみ処理非常事態宣言」を出し、もやすごみの減量を市民に呼び掛けている。仮埋立量を減らすことになり、生ごみ、プラスチック類の分別徹底や、紙類やチラシなどのリサイクルに協力を求めている。
 1号炉は、熱分解ドラムの内部でごみを蒸し焼きにしているが、3月24日、合金製の加熱管(直径10㌢)が破断し、ドラム本体も損傷した。
(中村晋也)

廃棄物最終処分場に運び込まれた「もやすごみ」=豊橋市高塚町で
廃棄物最終処分場に運び込まれた「もやすごみ」=豊橋市高塚町で

カテゴリー:政治・行政

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